母国の紛争を終わらせた!? ジョージアの英雄が明かした逸話の画像はこちら >>

10年以上ミランでプレイしたカラーゼ氏 photo/Getty Images

ベルルスコーニは偉大な人物

ACミランの黄金期を支え、2度のビッグイヤー獲得を経験するなど、ジョージアの英雄となったDFカハ・カラーゼ氏。ただ、彼が“英雄”であるのはサッカー界に限った話ではなかったのかもしれない。

同氏が明かした、ある逸話が注目を集めている。

現在47歳のカラーゼ氏は2012年に現役を引退したのち、母国で政治家へ転身。現在は母国ジョージアの首都であるトビリシの市長を務めている。これだけでも、カラーゼ氏がサッカー人気だけでなく国民からさまざまな点で多くの支持を得ているのがわかる。そんな彼が現役時代に、母国の窮地を救っていたかもしれないのだから驚きだ。

伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューでカラーゼ氏は、元ミランの会長で自身にとっては政治家のお手本のひとりでもあるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏との思い出を交えて次のように明かした。

「2008年、ジョージアで紛争が起こり、ひどい状況だったんだ。私はベルルスコーニとプーチン大統領が良好な関係を築いているのを知っていたので、彼にどうにかできないかと尋ねた。ベルルスコーニはプーチン大統領に真っ先に電話をかけ、その後まもなくして和平協定が締結された。私にとってシルヴィオは偉大な大統領、起業家、政治家というだけでなく、何よりも偉大な人物なんだ」

2008年にロシアとジョージアの間で起こった南オセチア紛争において、もちろん全てに影響したわけではないだろうが、終戦の後押しに一役買っていたのだ。近年はかつての盟友であるアンドリー・シェフチェンコ氏と、ウクライナでの戦争について話し合うこともあるというカラーゼ氏。この世が少しでも平和になることを祈るばかりである。

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