EURO2024を制したスペイン photo/Getty Images
当時の優勝メンバーには怪我人も目立つ
EURO2024を制したスペイン代表は、2026W杯でも優勝候補の一角に挙げられる。ただ、ポジティブな話ばかりではない。
スペイン『MARCA』はEURO2024決勝・イングランド戦から1年半が経ったタイミングで当時の先発メンバーを振り返っているが、不安材料もある。
当時の決勝ではGKウナイ・シモン、センターバックはアイメリック・ラポルテとロビン・ル・ノルマンが組み、サイドバックは右がダニエル・カルバハル、左はマルク・ククレジャ。
中盤はロドリとファビアン・ルイスがボランチを組み、2列目は右からラミン・ヤマル、ダニ・オルモ、ニコ・ウィリアムズ、センターフォワードはアルバロ・モラタだ。
まず気になるのは怪我の影響だ。レアル・マドリードでプレイするカルバハルは怪我で出番が限られており、2026W杯へ信頼しづらい状況だ。センターバックではレアル・マドリードのディーン・ハイセン、ラウール・アセンシオ、バルセロナのパウ・クバルシなど若手も出てきているが、いずれももまだ盤石とは言えない。
EURO2024決勝に先発したル・ノルマンは最近アトレティコ・マドリードで出番が限られていて、ここは代表監督ルイス・デ・ラ・フエンテも悩むところか。
中盤ではマンチェスター・シティのロドリも大怪我を負い、まだ100%の状態に戻っているとは言えない。アーセナルMFマルティン・スビメンディの成長は好材料だが、最近になってEURO2024決勝に途中出場したミケル・メリーノが負傷離脱したばかり。ロドリの部分はEUROから変更する必要があるかもしれない。
バルセロナMFペドリの怪我も気がかりで、スペインの豪華な中盤でもW杯制覇にはペドリのフル稼働が欠かせない。以前は筋肉系の故障に悩まされていた選手だけに、ペドリの状態にも不安はある。
2列目ではニコ・ウィリアムズが恥骨痛に悩まされており、W杯に間に合うか分からない。同メディアも今のウィリアムズに高強度のスプリントは期待できないと伝えていて、EURO制覇の原動力となったヤマルとウィリアムズの両翼がW杯では解体されることになるかもしれない。
そしてセンターフォワードのモラタも万全ではない。現在はセリエAのFCコモでプレイしているが、先日のフィオレンティーナ戦で不用意なレッドカードを受けたばかり。今季リーグ戦では0ゴールであり、スペイン代表のエースにふさわしい成績ではない。
FCポルトでプレイするFWサム・オモロディオンは膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまい、W杯出場は絶望的だ。
今頃デ・ラ・フエンテも悩んでいるかもしれないが、W杯へチーム構成はどうなるだろうか。

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