ベンフィカが“距離的に聞こえない”と反論も火に油 ヴィニシウ...の画像はこちら >>

レアルに所属するヴィニシウス Photo/Getty Images

差別問題の真実

UEFAチャンピオンズリーグの舞台で、人種差別疑惑を巡る深刻な対立が勃発した。2月17日に行われたベンフィカ対レアル・マドリード戦で、ヴィニシウス・ジュニオールに対する不適切発言があったとされる件について、ベンフィカ側が公式に否定。クラブは映像付き声明を公開し、同選手およびマドリード側が主張する発言は「物理的に聞き取れる状況ではなかった」と反論している。

ベンフィカは公式SNSで「映像が示す通り、距離を考えればマドリードの選手たちが主張する内容を聞き取ることは不可能だ」との説明を添え、疑惑を真っ向から否定。公開された映像では両チームの選手間に一定の距離があることが強調されており、ヴィニシウス側の認識違いである可能性を示唆する内容となっている。

これを受けてファンの間では激しい論争が勃発。コメント欄にはベンフィカの主張を「差別を隠蔽するための弁明」と非難する声が相次ぎ「どの距離の話だよ。その距離なら、キリアン・ムバッペは『猿』と5回叫んだのをはっきり聞き取れていたはずだ」といった反論も見られた。

一方で、映像を根拠に「安易な告発がクラブの名誉を傷つけている」とベンフィカの主張を擁護する意見も存在する。

欧州最高峰の舞台で繰り返される差別問題に対し、UEFAがどのような裁定を下すのか。その判断は、今後のフットボール界における倫理規範と対応基準を左右することになりそうだ。

編集部おすすめ