アーセナルから堅実さが消え失せてしまった? 何をあんなに焦っ...の画像はこちら >>

後半は焦りばかりが目立った

アーセナルはプレミアリーグ第31節前倒し分ウォルバーハンプトン戦を、2-2のドローで終えた。一時は2点をリードしながらも、後半アディショナルタイムに追いつかれてしまい、痛恨の勝ち点逸となった。



アウェイとはいえ、相手は最下位のチーム。しかもリードを保っている状況で、アーセナルは試合をコントロールすることに失敗した。途中から明らかにペースが落ち、主導権を相手に渡してしまった。クラブOBのポール・マーソン氏は今季の古巣の優勝を断言していたが、この結果を見て考えを変えたかもしれない。『sky sports』で、チームはこの代償を払うことになるかもしれないと警鐘を鳴らした。

「セカンドギアでプレイするなんてダメだ。2-2になった時は焦りを感じただろう。全員が走り回っていた。あんなプレイはダメだ。どの試合も最後までカップ戦のように戦わなければ」

「アーセナルがテンポ良くプレイすれば、ウルブズは太刀打ちできない。しかしアーセナルがスローペースで、気だるいプレイをすれば、ウルブズは試合に入ってしまう。それが彼らに跳ね返ってくるかもしれない」

試合終了間際は、明らかにチーム全体が焦っていた。
パスがつながらず、セカンドボールも拾えず、自らピンチを招いているように見えた。マーソン氏もそのように感じていたようだ。

「彼らが何度もあんなに簡単にボールを失ったことは信じられない。本当に安っぽかった。試合を支配してウルブズを引きずり出すどころか、後半の局面では3本か4本のパスを繋げることすらできなかった」

堅守が売りであるはずの現在のアーセナルだが、どうも失点が増えている。マーソン氏は“1-0のアーセナル”と呼ばれていた時代を回想しつつ、現代ではリードを守り抜くのはそう簡単ではないとも語った。

「もっと忍耐強くならなければならない。彼らは無理やりセカンドギアでプレイしている」

「何年も前にリーグ優勝したときのことを思い出すよ。その時は『アーセナルが1-0で勝利』だった。僕にとってはそんな感じだ。『ゴールを決めれば、もう大丈夫だ。もう失点はさせない。
そして堅実な戦いができる』とね。でも、そんなことはない。今のサッカーでは常にチャンスはあるんだ」

失点の場面でもGKダビド・ラヤとDFガブリエウ・マガリャンイスが重なってボールを取りこぼしており、焦りが見てとれた。明らかにメンタル面が原因の失点が増えているアーセナル。それを克服し、自慢の堅実さを取り戻すことができるかどうかが、タイトル獲得の成否を分けることになりそうだ。

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