国王杯でバルサを粉砕したパフォーマンスはどこに…… 安定しな...の画像はこちら >>

アトレティコを指揮するシメオネ photo/Getty Images

CLプレイオフ1stレグではブルージュと引き分け

かつての安定感はどこへ消えたのか。アトレティコ・マドリードで長期政権を築いてきた指揮官ディエゴ・シメオネの立場が危ういものとなっている。



国内ではバルセロナ、レアル・マドリードの2強が圧倒的な力を誇る中、シメオネは就任した2011年から2度もチームをラ・リーガ制覇に導き、スペイン国王杯も1度、ヨーロッパリーグも2度制するなど、アトレティコに成功をもたらしてきた。

しかし、タイトルを獲得していた当時に比べると最近のパフォーマンスは不安定だ。今月は12日にスペイン国王杯・準決勝1stレグでバルセロナを4-0で撃破するパーフェクトな戦いを見せたが、その3日後に行われたリーグ戦ではラージョに0-3で完敗。さらに18日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレイオフ1stレグではベルギーのクラブ・ブルージュとアウェイで3-3の引き分けに終わっている。

ブルージュもベルギーの名門ではあるが、アトレティコの方が格上だ。敵地での1stレグとはいえ、3-3の撃ち合いはあまり良い結果とは言えないだろう。

『ESPN』はシメオネ政権の終わりが近いのではないかと伝えていて、CLプレイオフを突破できなかった場合は解任もあり得ると見ている。

チーム内では先日のラージョ戦を落とした際、GKヤン・オブラクが「これでリーグ制覇のチャンスは完全に失われたようだ。こんな負け方は受け入れられない。試合を選り好みするべきでなく、常に最大限の力を発揮する必要があるのに、僕たちはそれが出来ていない」とのコメントを残していたが、これにシメオネが即座に反論。

「オブラクの発言には同意できない。試合の選り好みなどしていない。
こちらのプレイが悪かった。ラージョの方が優れていただけだ」

これだけで選手と指揮官の関係が悪化しているとまでは言えないが、長くチームを支えてきたベテランGKオブラクの発言には重みもある。同メディアによると、直近10年のラ・リーガで今季現時点より悪かったシーズンは2回しかないという。

ラージョに敗れた現在は4位に後退しており、逆転優勝は現実的ではない。国王杯のタイトル、そしてCLでの決勝トーナメント進出は絶対のミッションとなるが、翌週のブルージュ戦でアトレティコは意地を見せられるだろうか。



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