かつてのアズーリには職人気質な実力者たちがいた 2006W杯...の画像はこちら >>

2006W杯制覇に貢献したグロッソ photo/Getty Images

当時は各ポジションにワールドクラスがいた

2006W杯・ドイツ大会を制した当時のイタリアは各ポジションにワールドクラスの選手を揃えていた。

守護神ジャンルイジ・ブッフォン、同年にバロンドールを手にしたDFファビオ・カンナバーロ、攻撃を操るアンドレア・ピルロ、フランチェスコ・トッティ、最前線にもルカ・トーニ、アルベルト・ジラルディーノ、ベテランのフィリッポ・インザーギ、アレッサンドロ・デル・ピエロと頼れる点取り屋が複数枚揃っていた。

タレント力では今と比べ物にならないが、伊『Calciomercato』はさらに当時のチームに『最強の脇役』がいたと栄光を振り返っている。

その脇役とは、左サイドバックとして決定的な働きを連発したDFファビオ・グロッソだ。

カンナバーロやトッティらに比べると地味に映るかもしれないが、当時の優勝にグロッソは欠かせない。決勝トーナメント1回戦のオーストラリア戦では終盤に決勝ゴールに繋がるPKを獲得し、準決勝のドイツ戦ではコーナーキックの流れから決勝ゴール、そして決勝のフランス戦では最後のPKキッカーを務め、チームの優勝に大きく貢献した。

グロッソは若手の頃よりスーパースターだったわけではなく、キエーティでセリエCの戦いも経験してきた苦労人だ。それだけに同メディアも2006W杯でグロッソが主役の1人になるのは予想外だったと振り返っていて、グロッソが左サイドバックの位置から決定的な働きをしてくれたのは大きかった。グロッソもまた当時の黄金メンバーに欠かせない職人だったのだ。

逆の右サイドバックにはジャンルカ・ザンブロッタが君臨していて、こうした職人気質な実力者が揃っていたのも当時のイタリアの魅力だった。



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