ノースロンドンダービー影のMVP? 安定感増してきたエクアド...の画像はこちら >>

大きな存在感を見せるようになってきたインカピエ Photo/Getty Images

キックの精度も高い

アーセナルは宿敵トッテナムを4-1と破り、1試合消化が多い状態で2位マンチェスター・シティとの勝ち点差「5」をキープした。

MFエベレチ・エゼとFWヴィクトル・ギェケレシュが2ゴールずつを挙げてダービーの快勝に貢献したが、もう一人目を惹くパフォーマンスを見せた選手がいる。

左サイドバックで先発したエクアドル代表DFピエロ・インカピエだ。

インカピエは精力的に左サイドのほぼ全域をカバーし、ときには鋭いパスでチャンスも演出した。『Evening Standard』のレーティングではエゼ、ギェケレシュと同じ評点「9」を獲得し「素晴らしいパスを通し、(ブカヨ・)サカがゴール前まで駆け抜けた。ここ数週間で左サイドバックとしての役割をしっかりとこなし、今回も力強いパフォーマンスを見せた」と評価された。

『THE Sun』は「ペッキングオーダー(つつき序列)でリッカルド・カラフィオーリを上回った」と評価しているが、インカピエの良さは身体を張った守備だけではない。展開に応じてオーバーラップとアンダーラップを使い分ける柔軟さ、さらにこの試合でも見せたように、攻撃に繋げる長いパスも繰り出せる。ブレントフォード戦はノニ・マドゥエケに絶妙なクロスを送ってアシストを記録し、前節ウルブズ戦では見事な抜け出しからゴールまで決めてみせた。

チームとしての結果が出なかったため活躍が埋もれた印象だったが、ここ数試合のインカピエのパフォーマンスは称賛に値する。強靭な守備力は過密日程で疲れの見えるチームにおいて頼れるもので、終盤戦の鍵を握るのは案外この男なのかもしれない。


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