トッテナムでケインの後継者にはなれなかったが…… エールディ...の画像はこちら >>

AZで活躍するパロット photo/Getty Images

アイルランドでは英雄的存在に

現在オランダ1部のエールディヴィジではフェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世が18ゴールを挙げて得点ランク首位に立っているが、それを5ゴール差で追いかけるのが得点ランク2位につけるAZ所属のアイルランド代表FWトロイ・パロットだ。

パロットはトッテナムに在籍していた期間があり、当時はハリー・ケインの後継者候補としての期待もあった。しかしレンタル移籍したイングランド下位リーグのミルウォール、イプスウィッチ・タウン、MKドンズ、プレストンでは思うような結果を残せず、トッテナムの構想に入ることは出来なかった。

才能が花開いたのは、オランダのエクセルシーオルに加わった2023-24シーズンだ。エールディヴィジで10ゴールを記録し、翌年には現所属のAZに完全移籍。昨季は14ゴール、今季はすでに13ゴールを挙げていて、昨季の数字を超えてくる可能性が高い。

オランダ『Voetbal International』によると、パロットはミルウォールなどでの失敗から考え方を変えていく必要があったと語っている。

「レンタル移籍のたびに、『最低20ゴールは決めてトッテナムに戻るんだ』と誓っていた。でも、その通りにはならなかった。その時にメンタル面のアプローチを変える必要があると思ったんだ。当時はゴールにこだわりすぎていた。365日、寝ても覚めてもゴールのことだけ考えていた。でもゴールにばかり意識を集中するのではなく、サッカー選手として全体的に成長し続けないといけなかった。得点に関与できるポジション取りをすることに集中したんだ。ハードワークし、良いポジションを取り、ゴールまでは忍耐だ。そうした部分を磨いていくことで得点の可能性は高まる」

オランダでパロットの才能は開花することになり、昨年11月の2026W杯欧州予選ではアイルランドの英雄にもなった。11月13日に行われたポルトガル戦で2ゴール、続くハンガリー戦ではハットトリックを記録し、チームをプレイオフ進出へ導いたのだ。この得点感覚もエールディヴィジで養われたものであり、このままいけば上田から得点王を奪う存在になるかもしれない。



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