レアル・マドリードのGKクルトワ photo/Getty Images
同性愛者を侮辱する発言をした可能性も
レアル・マドリードGKティボー・クルトワが、現地時間25日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ・プレイオフ2ndレグの前日会見に出席。1stレグで起きた人種差別疑惑問題にて、発端となったFWヴィニシウス・ジュニオールのセレブレーションを批判した、ベンフィカの指揮官ジョゼ・モウリーニョ監督に対して苦言を呈した。
先週17日にベンフィカのホームで行われた1stレグは、50分にヴィニシウスが決めたスーパーゴールでレアル・マドリードが先制。このヴィニシウスのゴールが決勝点となり、1−0でレアル・マドリードが勝利した。ところが、このゴール後のヴィニシウスのゴールセレブレーションがベンフィカの選手やサポーターたちの反感を買うこととなり、直後にヴィニシウスはベンフィカのアルゼンチン代表FWジャンルカ・プレスティアンニから人種差別的な発言を受けたと主審にアピール。試合が10分間中断されるなど大きな騒動となった。モウリーニョ監督は試合後、ヴィニシウスのセレブレーションが不必要だったと指摘しており、「普通にゴールを喜ぶだけじゃダメだったのか(asより)」と、この行為が大問題になる引き金になったということを示唆した。
このポルトガル人指揮官の意見に対し、クルトワはヴィニシウスのゴールセレブレーションは何も問題がないということを強調。「結局のところ、モウリーニョはモウリーニョなんだ。監督である彼は自分のクラブ、自分の選手を守ろうとするわけだからね。ただ、少しがっかりしたのはヴィニのセレブレーションを利用したことだ。ヴィニは何も悪くない。多くのライバルたちが我々に対して行うのと同じように、彼は祝っただけだ。もう過ぎたことだし、ページをめくらなければいけない。
ちなみにプレスティアンニは発言の際に口元を隠しており、何を発言したかは映像では確認出来ない状況だ。報道では「モノ(猿)」と発言した疑いがあるほか、「マリコン(同性愛者を軽蔑する言葉)」と発言した可能性もあるという。それについて問われたクルトワは「彼はそう言ったようだね。そしてそれは同様に深刻だろう。あれは同性愛者を差別する侮辱的な言葉だ。ダ・ルス(ベンフィカのホームスタジアム)のスタンドで起きたことは非常に深刻だった。人種差別も同性愛嫌悪も、どちらも容認できない。もし彼が口元を隠さなければ……まあ、隠した時に何を言うかは想像できるけどね」と言及していた。
2ndレグはレアル・マドリードのホーム、サンティアゴ・ベルナベウで行われる。またこの試合、プレスティアンニを暫定的に出場停止にするとUEFA(欧州サッカー連盟)が発表しているが、その後ベンフィカが声明を通じてUEFAの決定に対して異議を申し立てる方針を発表。試合に出場できる可能性は低いと見られるが、プレスティアンニはチームと同行する予定だという。

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