STVVで活躍する後藤 photo/Getty Images
逆転が多いのも質が高い証拠?
昨季は国内リーグで14位に沈んでいたチームが、まさか今季は優勝争いに絡むとは。ベルギー1部で快進撃を見せているのが日本人選手も多く所属するシント・トロイデンだ。
シント・トロイデンはここまで勝ち点54を稼いで2位につけていて、首位ロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズを2ポイント差で追っている。昨季は昇降格プレイオフに回ることになったが、今季は優勝決定プレイオフに進出することが決まった。
そんなチームの特長の1つに、逆転勝利の多さが挙げられる。前節のFCVデンデル戦は4-1で勝利したが、このゲームは前半1分に失点している。開始早々の失点はスマートとは言えないが、そこからMF伊藤涼太郎や山本理仁のゴールもあって逆転勝利を収めた。
その前のズルテ・ワレヘム戦も前半18分に先制を許したが、その後はFW後藤啓介のゴールもあって3-2で逆転勝利を収めている。
ベルギー『Voetbal Primeur』によると今季のシント・トロイデンは逆転勝利から勝ち点23を稼いでおり、同メディアは「欧州全体でも逆転王者だ」と称えている。
現役時代にアンデルレヒトやニューカッスルでプレイした元ベルギー代表選手のフィリップ・アルベール氏は、逆転できるのも質が高い証拠だと評価する。
「質の高い選手を擁しているからこそ、一瞬のミスも挽回できるのだ。プレイオフでは良いスタートさえ切れれば、もっと自由にプレイできるだろう。彼らは攻撃的な哲学を有しており、常に自由にプレイしている。常に動き回っているから、相手の守備を崩せるんだ」
先制を許すのは良いことではないが、今のシント・トロイデンにはそれを跳ね返す力がある。

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