頼れる主将・脇坂が後半ATに劇的同点弾! 終盤の猛攻で2点差...の画像はこちら >>

川崎Fが水戸に勝利(画像はイメージ) photo/Getty Images

ドラマは終盤に起こった

3月1日、明治安田J1百年構想リーグEAST第4節の川崎フロンターレ水戸ホーリーホックの試合がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われた。

7分最初のチャンスは川崎に。右サイドで紺野がボールを受けカットインからシュート。これはディフェンスのブロックに阻まれるも、こぼれ球が脇坂の下へ。脇坂は後ろからきたボールをダイレクトシュートで狙うもギリギリ枠を捉えることはできず。

アウェイの水戸はロングボールを織り交ぜながら前進を図るも川崎DF谷口がことごとく跳ね返し、なかなかシュートまでの形を作れない。すると15分川崎にチャンス。佐々木のロングボールに紺野が抜け出すと絶妙なトラップから左足を振り抜く。得意の角度からのシュートだったが、枠を捉えきれず。シンプルな攻撃から紺野の個の力で決定機を作り出した。

川崎がボールを握る時間が増え、水戸はなかなか敵陣でプレイできず防戦一方に。32分水戸は川崎のビルドアップをひっかけると、GKが出ているのを確認した加藤がピッチ中央からロングシュート。これを枠に飛ばすことはできなかったが、水戸はアグレッシブなプレスからいい形でボールを奪い、シュートまで繋げた。

44分試合を動かしたのは劣勢だった水戸だ。右サイドでボールを受けた大崎がクロスを上げるとファーの山本がヘディングシュート。これはブローダーセンに弾かれるもこぼれ球を水戸が拾い、最後は加藤右足を振り抜く。アウェイチームが先手をとった。

リズムが出てきた水戸は前半AT右サイドで川崎を完璧に崩し、最後は加藤が再びネットを揺らしたが、これはオフサイド。しかしVARでチェックした結果、これはゴール判定に変わり、勢いそのままに水戸が2点目をマークした。

前半の立ち上がりは川崎が優勢で試合が進むも水戸の守備陣を崩すまでには至らず。徐々にリズムをあげてきた水戸が2点リードで折り返す展開に。

水戸は後半開始から真瀬に代えて多田を投入。一方の川崎はメンバー交代なしで迎える。2点を追いかける川崎は立ち上がりから積極的に前へ仕掛けるが、水戸は体を張ったディフェンスを見せて決定機を作らせない。

すると60分川崎は3枚替え。エリソン、伊藤、宮城を投入しまずは反撃の狼煙となるゴールを狙いに行く。前線を入れ替えたことで川崎は攻撃のテンポが上がり前への圧力を高める。一方の水戸は70分、この日2ゴールの加藤に代えて山下をピッチへ送り込む。

1点が遠い川崎は74分山本を下げて橘田を投入。後半なかなかシュートまでの形作れず守備の時間が長い水戸は78分山本に代えてマテウス・レイリアを入れ、前線にフレッシュな人材を送り込む。

選手交代で川崎の攻撃の時間が長くなったが、水戸もアグレッシブな守備の姿勢を変えず。決定機をホームチームに作らせずに試合も終盤へ突入する。

すると80分、川崎はPKを獲得。これをエリソンがしっかり沈め川崎が1点を返した。1点差に詰め寄ったことで勢いに乗る川崎は86分エリソンがカウンターからドリブルで運ぶと最後は宮城がシュートを放つも枠には飛ばすことができない。

このまま逃げ切りたい水戸は88分ダニーロと山﨑を投入し、追いつきたい川崎は同じタイミングで河原をピッチへ送り込む。川崎は最後猛攻を仕掛けると後半ATにはクロスからエリソンがヘディングシュートを狙うが西川がビッグセーブ。

このまま水戸が逃げ切るかと思われたが、93分左サイドの三浦のクロスに飛び込んだ脇坂が押し込み、川崎が土壇場で追いつく。その後も川崎は3点目を目指した攻め続けたが、スコアはこれ以上動かず、2-2で90分を終えPK戦へ突入する。

先攻は川崎。1人目のエリソンが決めると続く大崎も成功。2人目の脇坂も難なく成功させると、続く水戸の2人目多田のキックはクロスバーに当たり失敗してしまう。一歩前に出た川崎は3人目の宮城も成功。一方で水戸の大森も冷静に決め切った。4人目の橘田も成功させた後、水戸の4人目である飯田のキックをブローダーセンがセーブ。川崎が4-2でPKを制し勝ち点2を獲得した。

川崎フロンターレ 2-2(PK:4-2) 水戸ホーリーホック

川崎フロンターレ得点者
エリソン(83分)、脇坂泰斗(90+3分)

水戸ホーリーホック得点者
加藤千尋(44分、45+7分)


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