欧州5大リーグでも、ダウマンの年少得点記録を上回るのは2人だ...の画像はこちら >>

ローマの伝説アマデイは2013年に92歳で亡くなっている Photo/Getty Images

ローマのレジェンドだ

プレミアリーグ第30節で、アーセナルはエヴァートンと対戦。この試合で後半アディショナルタイムに生まれたアーセナルMFマックス・ダウマンのゴールは、16歳と73日でプレミア史上最年少得点記録となった。

これまでの記録は2005年のクリスタル・パレス戦でエヴァートンのジェイムズ・ヴォーンが記録した16歳と271日だったが、ダウマンはこれを大幅に上回った。では、欧州5大リーグを見回すとどうだろう。

ラ・リーガの最年少得点記録はバルセロナのラミン・ヤマルが2023年のグラナダ戦で記録した16歳と87日、リーグ・アンの最年少得点記録はかなり古く、1963年にランスのリシャール・クラフチクがランス戦で記録した16歳と105日だ。これらの記録をもダウマンは上回っている。

ダウマンを超えるのは2人だけだ。1人はブンデスリーガで、2020年にドルトムントのユスファ・ムココがウニオン・ベルリン戦で決めた16歳と28日でのゴールで、これはまだ記憶に新しいところ。しかしムココには年齢詐称疑惑が取り沙汰されたことがあり、この記録にはケチが付くことがある。

そのムココでも及ばないのが、セリエAの最年少得点記録だ。1937年に、ローマの伝説的ストライカーであるアメデオ・アマディがルッケーゼ戦にて決めたゴールは、15歳と287日となっている。2017年にジェノアのピエトロ・ペッレグリがローマ戦で決めたゴールが2位であり、16年184日となっているが、アマデイの記録とはかなり差がある。この記録を破るのはかなり難しいと思われる。

しかし若年選手たちの成熟度は近年かなり高まる傾向にあり、ダウマンの今回のゴールもそんな中で生まれたもの。ダウマンの記録も、アマデイの記録も、いつかは破られる日が来るのだろうか。

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