キャリックを「正式監督」に任命せよ! 盟友が訴えるユナイテッ...の画像はこちら >>

マンチェスター・ユナイテッドのキャリック監督 Photo/Getty Images

赤い悪魔に必要な人物

3位マンチェスター・ユナイテッドが難敵アストン・ヴィラを退け、CL出場圏内となるトップ4の座を盤石なものとした。前節の敗北を糧に見事な立ち直りを見せたのは、暫定的にチームを率いるマイケル・キャリック監督だ。

混迷を極めた名門を短期間で立て直し、再び勝利のサイクルへと引き戻した手腕に対し、周囲からは「暫定」の二文字を取り払うべきだという声が日に日に強まっている。

この躍進に、かつての戦友ウェイン・ルーニー氏も手放しで賛辞を送った。『BBC Radio 5 Live』に対し、同氏は「100%彼が正式な職に就くべきだ。こうなることは分かっていた」と断言。キャリック監督の冷静なキャラクターと、クラブの隅々までを知り尽くした深い理解が、傷ついた選手たちに「愛」を与え、団結力を呼び起こしたと分析している。事実、今のユナイテッドには指揮官への揺るぎない信頼が漂っている。

スタッツもその正当性を裏付けている。ルーニー氏が指摘するように、キャリック監督は就任以降の勝率において、歴代のユナイテッド監督の中でも最高数値を叩き出しているのだ。かつての黄金期を支えた職人がベンチに座ることで、チームとしてのクオリティは劇的に向上した。ヴィラ戦での盤石な試合運びは、一時の勢いではなく、彼が植え付けた確かな戦術的規律が根付いている証と言えるだろう。

外部から大物を招聘するリスクを冒すより、目の前にある「成功の解答」を信じるべきではないだろうか。キャリックがもたらした自信は、どんな高価な新監督よりも今のユナイテッドに欠かせないものだったはずだ。
オールド・トラッフォードの観衆が求めている真のリーダーは、すでにテクニカルエリアで指揮を執っている。

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