近年はイタリア代表も苦戦傾向にあるが…… photo/Getty Images
良いところもあると語る
イタリア勢は今季もチャンピオンズリーグで厳しい結果に終わってしまい、その実力やリーグ環境を問題視する声もある。特に5大リーグの中でもプレイスピードが遅いとの指摘が以前からあり、プレミアリーグなどを見習って変化していくべきとの意見もある。
しかし、そうした意見にミラン指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは納得していない。アッレグリもイタリア勢のプレイスピードが遅いことは認めているが、イタリア独自の文化を磨いていくべきだと考えているのだ。
「イタリアのサッカーを貶めるべきではない。パスのスピードは確かに異なるし、選手によっても違いがある。イングランドは全く異なるし、それが良いとか悪いとかではない。イタリアでは試合が停滞していてスペースが少ないと言われることもあるが、それにも良い面はある。ゴールを決めるのが難しいということだ。我々はこうして育ってきたし、進化してきた。文化の異なる他国を真似るべきではない。クラブごとに歴史は異なるのだ」(『Sempre Milan』より)。
かつてのイタリアは優秀なDFを多数擁し、カテナチオの文化を育んできた。その文化を守っていくことも大切だろう。
アッレグリは最近のイタリアの子供たちがサッカーを早々にやめてテニスなど他競技に移ってしまうところがあるとも語っていて、優秀な人材を確保していくことも重要だ。
イタリアサッカー界は自分たちのやり方を貫くべきなのか。ここは意見の分かれるところか。

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