マンチェスター・ユナイテッドのマグワイア Photo/Getty Images
名門再建への道筋
マンチェスター・ユナイテッドのハリー・マグワイアが、前監督のルベン・アモリム氏と現在の暫定指揮官マイケル・キャリックについて口を開いた。『THE Sun』が伝えている。
昨季、得失点差で15位という屈辱を味わったチームだが、マグワイアはアモリム氏が残した土台を高く評価している。「ルベンはクラブをあるべき方向へ導いてくれた。その功績は称えられるべきだ」と語り、結果こそ出なかったものの、強固なスカッドを構築した前指揮官への敬意を隠さなかった。
アモリム氏の戦術は結果に結びつかなかったが、その「整理」が今の躍進を支えている。マグワイアは「彼のアイデアは素晴らしかったが、ユナイテッドでは噛み合わなかった。我々選手もその責任を負うべきだ」と告白。退任時にも言葉を交わし、若き指揮官の将来にエールを送ったという。泥沼の低迷期にメスを入れ、規律をもたらしたアモリム氏の仕事が、皮肉にも彼が去った後の快進撃を可能にする「種まき」となっていたことは明白だ。
そして現在、チームを劇的に変えたのがキャリックの手腕だ。マグワイアは「キャリックは驚異的だ。戦術的にも優れ、素晴らしいスタッフを揃えた」と絶賛。スティーブ・ホーランドやジョナサン・ウッドゲート、さらにジョニー・エヴァンズをも守備陣の指導に組み込む柔軟な体制が、スムーズな移行を実現させた。
15位から3位への急上昇は、偶然の産物ではない。アモリム氏が断行した戦力整理という「痛みを伴う改革」があり、その土壌にキャリックが「勝利のメンタリティ」を植え付けた結果だ。夢の劇場に再び歓喜の歌が響き渡る日は、すぐそこまで来ている。

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