「サラーは歴代ベスト11に相応しくない」 誰かが負傷しない限...の画像はこちら >>

リヴァプールのモハメド・サラー Photo/Getty Images

君臨する怪物たち

リヴァプール退団を表明したモハメド・サラーを巡り、プレミアリーグの「歴代ベスト11」論争が再燃している。

かつてトッテナムなどで活躍したジェイミー・オハラ氏は、『Sky Sports』で、自身の選ぶ史上最強の布陣にサラーを入れないという決断を下した。

同氏が右ウイングに指名したのは、マンチェスター・ユナイテッドで一時代を築いたクリスティアーノ・ロナウドだ。長年リーグを支配したエジプトの王であっても、かつての怪物が残した衝撃には及ばないという。

オハラ氏がロナウドを推す理由は、ピッチ上で直接対峙した際に受けた異次元の衝撃にある。「オールド・トラッフォードやウェンブリーで彼と対戦したが、あんなものは一度も見たことがなかった。信じられないほど上手く、すべてを兼ね備えていた」と回顧。ボールを持った瞬間の理不尽なまでの破壊力を引き合いに出し、「私が見た中で史上最高の右ウイングはロナウドだ」と断言した。

同氏が選ぶ理想の攻撃陣は、右にロナウド、左にライアン・ギグス氏、トップ下にウェイン・ルーニー氏、そして最前線にティエリ・アンリ氏という豪華絢爛な顔ぶれだ。「ギグスを外すことはできないし、アンリも当然入る。誰かが怪我をすればサラーを入れるが、現時点ではこの4人がベストだ」と持論を展開。プレミアリーグの歴史に深く刻まれた伝説的な選手たちの功績を前に、サラーであってもスタメンの座を奪うのは極めて困難であるとの見解を示した。

サラーがリヴァプールで成し遂げた記録や記憶は、間違いなくリーグ最高峰のものだ。しかし、オハラ氏のように同時代を戦った者たちにとって、ロナウドやアンリ氏がもたらした「絶望感」は今なお色褪せない特別なものなのだろう。
数字だけでは測れない「圧倒的なカリスマ性」という壁が、サラーの評価を二分させている。

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