「日本はすべてを失い、挫折しかけた」 地獄の骨折から復活した...の画像はこちら >>

パルマでプレイする鈴木 Photo/Getty Images

絶望を乗り越えた守護神

日本代表が誇る欧州5大リーグの守護神、鈴木彩艶が、選手生命を脅かしかねない大きな危機を乗り越えていた。韓国メディア『スポーツ朝鮮』は、そんな日本の絶対的守護神を称賛している。



セリエAのパルマで正守護神を務める鈴木は、長期離脱の原因となった左手の複合骨折について衝撃的な告白を行った。2026年ワールドカップ優勝を掲げる森保一監督にとって、相次ぐ主力の負傷離脱は最大の懸念材料だが、その中でもゴールマウスの安心感を支える鈴木の復帰は、何よりも心強いニュースとして隣国からも注目を集めている。

鈴木の告白によれば、負傷直後の状態は想像を絶するものだったという。「手術から3日後には動けたが、左手は全く使えなかった」と振り返り、一時は選手として致命的とも言える状況に置かれていたことを明かした。握力も右手が60から70あるのに対し、左手はようやく50まで回復した段階だという。セリエAという大舞台で再び定位置を奪い返した背景には、人知れぬ壮絶なリハビリと並外れた精神力があったことは間違いない。

現在、日本代表は前線の核である南野拓実が前十字靭帯の負傷で本大会出場が絶望的となるなど、負傷禍に見舞われている。遠藤航や三笘薫、久保建英といった主力もコンディション面に不安を抱えており、同メディアからも「死の組を生き残るためには負傷管理が不可欠だ」と危惧する声が上がっている。

しかし「日本はすべてを失い、挫折しかけた」と表現された状況の中で、一時は絶望視された鈴木が3月の代表戦に合わせて劇的な復帰を果たしたことは、守備陣の再構築を急ぐ森保ジャパンにとって、暗闇に差し込んだ一筋の光と言えるだろう。

韓国メディアが「日本の自信の根源」と評する守護神が万全の状態でワールドカップのピッチに立った時、日本は初めて世界の頂という高い壁を突き破るのかもしれない。

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