「タイのクラブとして初めて日本の地で日本のクラブに勝利したチ...の画像はこちら >>

1stレグG大阪との試合を制したバンコク・ユナイテッド Photo/Getty Images

G大阪は2ndレグ厳しい戦いに

4月8日に行われたAFCチャンピオンズリーグ2の準決勝1stレグにて、ガンバ大阪はホームでバンコク・ユナイテッド(タイ)と対戦し、0−1で敗れた。

この試合は前半15分にDF中谷進之介がペナルティエリア内でハンドを取られPKを献上。

先制を許し、さらには71分に相手の抜け出しに対応した中谷が再びVARからハンドを取られると、これがDOGSO(決定機阻止)判定で一発退場に。G大阪がその後も果敢に攻めるも1点が遠く、試合はそのまま終了。0−1で1stレグを落とし、ビハインドでアウェイ2ndレグに挑むことになった。

一方で勝利したバンコク・ユナイテッドには地元メディアから称賛の声が相次いでいる。『Thairath』はこの結果を速報で伝え「“天使の軍団”ことトゥルー・バンコク・ユナイテッドは、タチャタワン・シリパン監督のもと、ガンバ大阪に敵地で1-0の勝利を収めた。この結果、タイのクラブとして初めて日本の地で日本のクラブに勝利したチームとなった」と報道。2ndレグが行われるラジャマンガラ・スタジアムでの試合は入場無料とのことで「今こそ団結し、声を大にして、アジアのクラブサッカー大会でタイ代表として活躍するトゥルー・バンコク・ユナイテッドの夢を応援しよう!」と呼びかけていた。

またタイのスポーツ専門誌『BallThai』はシリパン監督の試合後のコメントを紹介。「監督はガンバ大阪戦での勝利を収めた後、入念な準備をしていたことを明かした」とし「守備的な戦い方を強いられる展開は予想していた。ガンバ大阪のレベルは非常に高く、選手の質も高い」と語っていたという。

「我々の選手たちは規律を持ってプレイし、試合の分かれ目はPKだった。本来であればボールを支配し、より多くのチャンスを作ろうとしていたが、状況的に守備に回る時間がかなり多くなってしまった。
ガンバ大阪のプレッシングも非常に良かった。特にキープレイヤーについては徹底的に研究した。チャンスメイク、スペースの見つけ方、フェイントを使って味方選手を誘い出し、危険なエリアに侵入させるなど、あらゆる面で入念な準備をした。選手たちには、あまり自由にプレイさせないよう強調し、最終的にはチーム一丸となって相手の強みを封じ込めることができた」

また同じ東南アジアのインドネシアでもこの結果が報じられた。インドネシア『BOLA』は「タチャタワン・シリパン率いるバンコク・ユナイテッド、今シーズンAFCチャンピオンズリーグ2で快進撃」と見出しを打ち、「バンコク・ユナイテッドは、25-26 AFCチャンピオンズリーグ2の決勝進出という歴史的な快挙を成し遂げるチャンスを手に入れた。来週バンコクで行われるガンバ大阪との試合で敗北を免れれば決勝進出が決まる」と歴史的快挙まであと一歩であると伝えた。

2ndレグは来週15日に行われ、勝者は5月16日に行われる決勝へ進出。なお、決勝で対戦する西側地区の相手は中東情勢悪化の影響で試合が延期となっており、今月19日に準々決勝、22日に準決勝が行われる予定だ。相手には、元ドイツ代表ユリアン・ドラクスラーが所属するカタールのアル・アハリや、チェルシーやウェストハムでプレイしたクル・ズマが所属のUAEアル・ワスル、自国ヨルダン代表の主力選手が多く所属するアル・フセイン、そしてC・ロナウドやサディオ・マネが所属するアル・ナスルが勝ち残っている。

編集部おすすめ