
モナリザと言えば、レオナルド・ダ・ヴィンチが残した最も有名な絵画だ。現在でも、そのモデルや施された技法あるいは隠されたメッセージなど、さまざまな解釈と研究がされ続けている謎多き絵画でもある。
山口敏太郎の所有する呪物の一つに、「呪いのモナリザ」と呼ばれるものがある。それは、本家モナリザの模造品であり、ヤフオクで出品されていたのを購入したものであるという。しかし、そのモナリザにはある恐ろしいいわくがあった。
それは、火事で自宅が燃えてしまったり、借金苦で自殺をしてしまったり、家族が精神に異常をきたしてしまったりと、このモナリザの歴代の所有者たちが立て続けに不幸に見舞われてしまっているということである。
さらに、この「呪いのモナリザ」は山口敏太郎タートルカンパニーにも猛威を振るったのだ。当時、とある社員にこの「呪いのモナリザ」を当人の名義で落札・購入するよう頼んでいたというのだが、届いた直後にその社員は精神を病んでしまい、辞めてしまったのだ。また、別の社員からは、展示しようとすると「目玉が動く」との報告もあった。
「呪いのモナリザ」は、落札後にタートルカンパニー事務所の新春パーティでお披露目されたことがある。霊能力者も多数出席したそのパーティでじかに鑑定がなされたが、それによるとこの絵には霊ではなく「人の念」が込められていることが示唆された。
さらに、この絵はどうやら下絵に何か別のものが描かれているらしいという。推測ではあるものの、それは人を狂い死にさせる別の絵かもしくは呪文らしき文章が書かれているのではないかということであるが、現時点では確かめようがなく、何が書かれて(描かれて)いるかについてはわからない。
現在、この「呪いのモナリザ」は千葉県銚子市にある妖怪博物館(大内かっぱハウス2F)に常設展示中である。
【参考記事・文献】
山口敏太郎・中沢健・牛抱せん夏『怪談・呪い家族』
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