(左から)パーソナリティの小山薫堂、浦上裕史さん、宇賀なつみ
◆左利き向けの商品を開発したきっかけは?
今回はスタジオに、左利き向けの商品を数多く扱う、菊屋浦上商事の会長・浦上裕史さんをゲストにお迎えしました。菊屋浦上商事は、神奈川県の相模原市にある老舗の文房具屋さんで、創業79年。初代の父のあとを継いだ浦上さんは、現在77歳です。
同社が左利き向けの商品を扱い始めたきっかけは、浦上さん自身の家庭にありました。左利きだった子どもが、工作中にカッターで大きなけがをしたことが転機となり、「文房具屋をやっているのに、なぜ左利き用を用意していないのか」と強く感じたといいます。そこから、左利きの人が日常的に感じている不便さに目を向けるようになりました。
スタジオには左利き用のカッターやハサミが並び、実際に右利きの出演者が使ってみる場面もありました。見た目はほとんど同じでも、使ってみると違いは歴然です。「一般的には左利きのハサミを右手で使うと、切れないんです」と浦上さんは説明し、実践した宇賀も「自分が思っているところと違うところが切れますね」と感想を語ります。浦上さんは「右利きの人は左利きの人の苦労がわからないですよね。当たり前の部分が、当たり前じゃないんです」と強調しました。
◆売上よりも「困っている人の力になりたい」ポリシーを重視
左利き向け商品は、売り上げ全体のなかではごくわずかです。
扱うのは文房具だけではありません。左利き用の急須もその一つです。長年、右利き用の急須を使い続けてきた高齢の女性が、左利き用を見つけて「これで安心してお茶が飲める」と喜ぶこともあるそうです。何気ない日用品だからこそ、その違いは生活の安心感につながります。
万年筆にも左利きへの配慮が施された商品があります。ペン先の微妙な構造の違いについて説明しながら、浦上さんは、素材価格の高騰などで「いいものでも、その値段では売れなくなってしまう現実」もあるといいます。理想と現実の間で葛藤しながらも、ものづくりへの敬意は変わりません。
左利き用の急須
◆文房具店が担う街の役割を考える
一方で、街の文房具店を取り巻く環境は大きく変わりました。
浦上さんは文房具店を「地域のコミュニティ」だと捉えていますが、最近では「困りごと相談所」のような存在にもなっていると話します。「こんなものはないか」「昔あったあれがほしい」といった相談に応え、若い世代が掘り出し物を探しに来ることも少なくありません。
商売でもっとも大切にしているのは「信用」だと、浦上さんは断言します。「お客様は『お宅で買った』と言うんですよ。逆に言うと、うちの信用を落とすかもしれないものは売りません」と語ります。小山も浦上さんの言葉に賛同し、「売っているものよりも売っている人を信頼する。今、忘れがちなことですよね」とコメントしました。
小さな商店が地域を見守る役割を果たすことも、浦上さんの信念です。子どもたちの顔を知り、困ったときにはトイレを貸す。
番組のテーマである「手紙」にちなみ、浦上さんが「今、想いを伝えたい方」として選んだ相手は、16年前に亡くなった奥様でした。
<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY'S POST
放送日時:毎週日曜 15:00~15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/post/
番組公式X:@sundayspost1
![LDK (エル・ディー・ケー) 2024年10月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61-wQA+eveL._SL500_.jpg)
![Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2024年 10月号[日本のBESTデザインホテル100]](https://m.media-amazon.com/images/I/31FtYkIUPEL._SL500_.jpg)
![LDK (エル・ディー・ケー) 2024年9月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51W6QgeZ2hL._SL500_.jpg)




![シービージャパン(CB JAPAN) ステンレスマグ [真空断熱 2層構造 460ml] + インナーカップ [食洗機対応 380ml] セット モカ ゴーマグカップセットM コンビニ コーヒーカップ CAFE GOMUG](https://m.media-amazon.com/images/I/31sVcj+-HCL._SL500_.jpg)



