2月8日(日)のテーマは、「フィジカル学」。タレントで元陸上競技選手の武井壮さんをゲストに招き、十種競技におけるトレーニング法や、心と身体の密接なつながりについて伺いました。
(左から)パーソナリティの蓮見翔、武井壮さん
◆「理想通りに動く身体」を最優先にトレーニング
武井壮さんは1973年生まれ、東京都出身。陸上競技・十種競技で日本チャンピオンに輝いた経歴を持ち、競技引退後もさまざまなスポーツに挑戦し続けてきました。その独自のスタイルから「百獣の王を目指す男」として注目を集め、芸能界へ進出。現在はテレビをはじめ、映画やラジオなど幅広い分野で活躍しています。
神戸学院大学法学部、中央学院大学商学部を卒業。陸上競技で培った身体能力を土台に、格闘技、野球、ゴルフなど多岐にわたるスポーツを経験してきました。今回は、武井さんから「フィジカル」について話を伺いました。
番組では、「高校でケガをしてしまい、小さい頃からやっているサッカーができなくなりました。どう乗り越えたらいいか知りたいです」という高校生リスナーのメッセージが取り上げられました。武井さんは、自身が学生時代に経験したケガのエピソードを明かします。
それでも武井さんは、そこからわずか1ヵ月で競技に復帰します。ここから話題は、ケガの克服にとどまらず、武井さんが長年実践してきた独自のフィジカル理論へと展開していきました。十種競技は多種多様な種目をこなす競技ですが、武井さんは「鍛える場所は全部一緒」と語ります。技術練習に多くの時間を割くのではなく、自分の身体が思った通りに動く状態をつくることを最優先にしてきたといいます。試合までの期間は徹底してフィジカル強化に取り組み、技術練習は試合直前の限られたタイミングに絞ります。そうすることで、試合ごとに「前より速く、前より高く跳べる身体」へと更新していくと説明しました。
◆思考力と身体能力は「どちらも大切」
一方で武井さんは、技術練習を重ねすぎることによる弊害にも言及します。技術の引き出しが増えすぎると、試合本番で判断に迷いが生じてしまうからです。特に十種競技は試技数が少なく、限られたチャンスのなかで結果を出さなければならない競技でもあります。
試合前には、自身の筋力に合いそうな選手の動きを一日だけ取り入れ、その際に得られた成功イメージを頭に残したまま本番に臨むといいます。こうした取り組みによって、「試合で大きく失敗しない」「毎試合、自己ベストを更新できる」という強みが生まれたと明かしました。
蓮見が「なぜ多くの選手は、そうした方法を取らないのですか?」と率直な疑問を投げかけると、武井さんは「思い通りに動かない身体のまま、成功するかわからない技術を数多く練習しているからです」と答えます。多様な技術に手を広げるのではなく、同じ反復練習によってミスの幅を極力小さくすることを重視しているといいます。
さらに武井さんは、スポーツ界に根強く残る精神論に頼るのではなく、物理学的な視点から身体の動きを捉えてきたことも明かしました。「学ぶことと運動は同時進行であるべきです」と強調します。
研究熱心でも記録が出ない人、記録は出るものの理論を説明できない人。そうした二極化が起こりがちななかで、この二つが融合したとき、人は圧倒的な力を発揮するといいます。「たまに、そういう選手が現れるのですが、圧倒的な強さになります。それが面白いんですよね。強さの掛け算です」と、武井さんはコメントしました。
◆ポジティブな意識が身体に与える影響を考える
蓮見は「ケガを1ヵ月で治した」という武井さんのエピソードの真意を問いかけました。武井さんが明かしたのは、医師からも完治は難しいと告げられた腰の大ケガを、自身の考えと行動で乗り越えた経験でした。
当時、リハビリを勧められたものの、「そんな時間はない。来年には日本一になる」と決意した武井さんは、病院を出た足で人体の骨格を詳しく載せた図鑑を購入します。そこから約1ヵ月間、身体を極力動かさず、腰を温めながら安静を保ち続けました。武井さんが重視したのは、骨が修復されていく過程を具体的に思い描くこと。「自分の骨が、血液から栄養を取り込み、元の形に戻っている」というイメージに集中し、余計な行動は一切せず、栄養補給だけに徹したといいます。
生活のすべてを回復に捧げるような日々を続けた結果、1ヵ月ほど経った頃には、痛みが完全に消えていました。試しにジャンプしても違和感はなく、そのまま病院へと向かい、再度検査を受けたところ、3つに割れていた骨はきれいに元通りになっていたといいます。この出来事をきっかけに、武井さんは翌年、国内外の大会で自己記録を次々と更新し、すべての大会で優勝を果たしました。
この経験について武井さんは、精神論ではなく「意識と身体の関係」に注目します。ストレスが原因で体調を崩す例がある一方で、「なぜポジティブな意識が、身体によい影響を与える可能性を考えないのか」と問いかけ、「プラスのイメージにも同じように力があると思った」と振り返ります。
番組名:日曜大学 supported by 日本大学
放送日時:毎週日曜 13:30~13:55
パーソナリティ:蓮見翔(ダウ90000)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/nichiyo_daigaku/
番組公式X:@nichdai_jfn
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