2月22日(日)の放送は「村上RADIO~(博士も愛した)素数で聴く音楽~」をオンエア。
この記事では、「2」が入った楽曲を紹介したパートをお届けします。
「村上RADIO」
こんばんは、村上春樹です。村上RADIO、今夜は「(博士も愛した)素数で聴く音楽」というタイトルでお送りします。素数(そすう)が題名になっている曲を片端から集めてみました。意外にというか、探してみるとけっこうたくさんあるものです。
「素数」、ご存じですよね。1か、あるいはそれ自身の数でしか割りきれない数のことです。具体的にいえば、2、3,5、7、11、13、17、19……と永遠に続いていきます。さあ、どんな曲が登場するんでしょうね。
今夜は、素数の世界をたっぷり楽しんでください。
<オープニング曲>
Donald Fagen「Madison Time」
どうして素数の特集なんかするのか、何かそこに意味があるのか……と言われても困るのですが、このあいだ作家の小川洋子さんと話す機会がありまして、それで彼女の小説『博士の愛した数式』に素数のことが出てきたのを思い出しました。そして頭の中で素数を順番に並べているうちに、あっ、そうだ、これで番組がひとつできちゃうかもな、と思いついたわけです。まあ、こういうへんてこな企画で番組をつくる人って、他になかなかいないでしょうしね。
でもね、僕は昔から素数って割に好きなんです。好感を持っています。
割り切れない心を抱えたまま、ぽつんと1人で野原にたたずんでいる、みたいなクールな雰囲気がありますよね。うーん、ないかな……?
◆Marvin Gaye & Kim Weston「It Takes Two」
まず2からいきましょう。2もしっかり素数なんですね。1か、あるいはそれ自身の数でしか割りきれない数、という素数の定義にあっていますから。ちなみに2は唯一の偶数の素数です。
2のついた曲はたくさんあります。さっと思い出せるのは、古いところではドリス・デイの『二人でお茶を(Tea for Two)』、ファッツ・ウォーラーの「Two Sleepy People(二人は眠そう)」、これはアート・ガーファンクルが素敵なカバーをしています。
この映画、高校生のときにガールフレンドと一緒に観に行きました。アツアツの若い貧しいカップルが、リッチになるにつれて次第に倦怠期に入り込んでいく、という筋の映画で、あまり高校生のカップルに適した映画ではなかったかもしれないですが。
さて、今日はマーヴィン・ゲイとキム・ウェストンのデュオで「It Takes Two」を聴いてください。それには2人が必要なんだよ、という歌です。マーヴィン・ゲイはデビューした頃は、女性歌手とのデュオが活動の中心になっていました。たぶんモータウン・レコードの営業戦略だったんでしょうね。このキム・ウェストンとか、メアリー・ウェルズとか、タミー・テレルなんかとコンビを組んでいました。
この曲、のちにロッド・スチュアートとティナ・ターナーが熱くカバーしていますが、今日はオリジナルの、マーヴィン・ゲイとキム・ウェストンのバージョンで聴いてください。ご機嫌な曲です。
<番組概要>
番組名:村上RADIO~(博士も愛した)素数で聴く音楽~
放送日時:2月22日(日)19:00~19:55
パーソナリティ:村上春樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/
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