スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
12月7日(日)の放送では、音楽を学んでいるリスナーから寄せられた「お金を稼げないことに意味はないのか」という悩みに、江原がアドバイスを送りました。


江原啓之「人生は時間が限られています。だから、自分の腹括りひ...の画像はこちら >>

江原啓之



<リスナーからの相談>
私は音楽を学んでいます。これまで周りの人から「音大に行っても意味がない」「職がない」「狭き門」などの言葉を幾度となく言われてきました。つまりは、「この世の中はお金を稼げないことには意味がない」という考えなのかなと思っています。

ちなみに実験的に「私は『IT』や『AI』を専攻している」と言ってみたところ、「すごいね!」と言う人と、「そんな難しいこと学んで何が楽しいの?」という2つの反応がありました。結局、自分がどう感じるかが大切だと思います。江原さんはどう思われますか?(23歳 女性)

<江原からの回答>
まあね、でも実際、音大へ行ったって食べてはいけませんよ(笑)。音楽は食べられません。(音楽で食べていけるのは)一握りの人でしょうね。私も(オペラの活動で)音楽関係にもいて思うのは、みんな一生懸命アルバイトみたいなかたちで繋いで食べています。だから、それだけで食べていくのはすごく大変、というのを承知のうえで音楽をやっていかないといけない。

私は、歌(オペラ)が専門なのですが、(音楽家の方を見て)偉いなと思うのはね、ご夫婦で音楽家の方は大変だろうなと。お互い仕事だとか、それでお子さんがいたりすると、どっちが面倒みるとか、そういうのがいろいろありますよね。
だから偉いなと思うのです。

(音大卒業後の主な進路として)多くの方は学校で音楽の先生をやっていますよね。もしくは、音楽教室とかで教えながら、自分のやりたいこともやったり。

人生は時間が限られています。だから、自分の腹括りひとつで好きなように生きてください、と思います。人に迷惑がかからなきゃ良いんだから。

だけど、世間の人はね、今流のことで「IT」とか「AI」とか言うと、「すごいね!」「最先端!」とか言ってね。昔からそうだけど、最先端でも長く続かないで終わることもいっぱいあるじゃないですか。だから、「一生大丈夫」って無いんですよ。一生大丈夫なのは、自分のその愛する気持ち。「何かをやりたい!」とか、その熱意だけですよ。その熱意も冷めるという人は、もうしょうがない。
自分で何とか考えてください、ということだと思うんですよね。それが一番だね。

(中略)

今は、音大でも新しい科ができることがすごく多いんですよ。ITとかそのコンピューター音楽とか。あとはアニメーション音楽とか。歌だってクラシックの声楽家とかだけじゃなく、ミュージカル科とか。そっちのほうが生徒さん多かったりしますからね。
(何事も)時代によって変わります。だから、自分の好きなことをやっていただけたらと思います。

江原啓之「人生は時間が限られています。だから、自分の腹括りひとつで好きなように生きてください。人に迷惑がかからなきゃ良いんだから」

パーソナリティの江原啓之、パートナーの奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「“人生の充実”を決めるのは、あなたなのです」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子

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