8月22日(金)の放送は、「苦手を伝える方法」に関する相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
自分の気持ちの伝え方について相談させてください。どうしても嫌なことや、苦手なことがあるとき、相手にどう伝えればいいのでしょうか。私は受け身というか、ついイエスマンになってしまい、嫌でも合わせてしまうことが多いと自分でも分かっています。でも、本当は「嫌です」と言うことがとても気まずく、不安になります。
先日、同棲中の彼が心霊系のテレビ番組をつけました。彼は心霊やホラーが大好きで、彼が好きなことは「自由にやりたい!」という気持ちを尊重したいと思います。しかし、私は心霊やホラーが本当に苦手で、それだけはどうしても無理でした。「どうしても嫌だ」と正直に話したところ、彼は機嫌を損ねてしまいました。私たちの家はキッチンと居間の1部屋しかなく、避けられる場所もありません。「怖くてどうしても嫌だ」と、何度も言い続けてしまったのです。
伝え方や言い方がまずかったのだと思います。
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この相談を受け、パーソナリティの住吉は「日本の方は“NO”と言うのが苦手と言われていますし、みんなそういうところはあるかもしれないですね」と共感を示します。
さらに、問題は大きくわけて2つあると話し、「(彼女からのお願いを受けて不機嫌になってしまうような)その彼は(人間的にそもそも)大丈夫な人なのか……っていうところ。もう1つは、断り方に問題があったのか? というところですよね」とコメント。「でも、相談者さんがそこまでハッキリと『苦手』と言っているなら、理解してあげてほしいですよね」と同調し、その他のリスナーにアドバイスを呼びかけました。

パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆「なぜ苦手なのか」を丁寧に伝えてみる
相談者さんが心霊系・ホラー系を観ると、どうなってしまうのかをしっかり伝えるのはいかがでしょうか? たとえば、私の場合はホラーを観ると気持ちが悪くなって食事ができなくなったり、恐怖心でお風呂に入ることができなくなったりします。すでに伝えている場合は、番組を観る時間を別にするしかないかもしれません。
それでも理解してもらえない場合は、申し訳ないですが少し人間性を疑いますね。今後の関係も考えてしまいます。
◆別のプランを提案するのもアリ
嫌なことや、やめてほしいことがあるときは、違うことを提案するようにしています。たとえば「そういえば前に観たいと言っていた映画を観るのはどう?」といった具合です。相手が「そっちのほうが面白いかも」と思う提案が通ると、こちらも気持ちよくなります(笑)。
私は子どもと接するときはこれを徹底しています。(神奈川県 30代後半 女性 会社員)
◆同じ境遇のリスナーから共感の声
同居している人に本音を伝えるのは難しいですよね。私は音が苦手です。テレビやラジオがついているのにYouTubeなどをスマホで音量そこそこに見ている夫。私は興味のない音が聞こえてくるのが本当に不愉快です。「どっちかにしてくれると助かるんだけど」と言ったら、機嫌が悪くなります。なので相談者様に共感しまくりです。
◆根気よく「嫌」と伝えることは大切。
私の場合は母娘関係で起きたことですが、初めはムッとされても根気よく「嫌なものは嫌と言い続ける」ことが大事でした。もともと、あまり「嫌」と意思表示をしてこなかった場合、相手はいつもと違う反応であることにムッとしていることがあります。無意識で「言うことを聞いてもらえる」と思い込んでいる場合もあります。なので、こういう場合は「なぜ嫌なのか」を添えて繰り返し伝えるに限ります。
あとは、相手に関わりすぎないことも大切です。距離感が近すぎると遠慮がなくなることもあります。(埼玉県 50代前半 女性 その他)
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/bo/
番組公式X:@BlueOceanTFM