フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。

8月29日(金)の放送は、「物を捨てられない夫」に関する相談を紹介しました。

夫が「モノを捨てない」問題…妻の悩みに、“捨てられない”立場...の画像はこちら >>

※写真はイメージです



<リスナーの相談>
私の夫は全く物を処分しません。使わない物も「捨てなくちゃなあ」と言いながら、処分しません。逆に私は「今、使わない物」が視界に入るのが嫌なのでバンバン処分しています。フリマだったり、誰かに譲ったり。なぜなら使わない物の空間に家賃を払いたくないからです。そこで夫タイプのリスナーのみなさんの「捨てられない気持ち」「なぜ手放せないか」など聞かせてくれたらうれしいです。私は私、夫は夫、とわかっているのですが、やはり自分の考えだけでは偏ってしまうので。まだまだ先の長い人生、穏やかに理解しあって生きていたいのです。(東京都 50代 女性)



この相談を受け、パーソナリティの住吉は「すごくわかる!」と共感し、自身は「中間の人間」だと話します。捨てられるものもあれば、永遠に捨てられないものもある、と語り、捨てられる人への憧れがあることを明かしました。

また、「いつか使えるかも?」「リメイクすれば使えるかも?」といった気持ちが捨てられない理由になること、「かわいい紙袋が捨てられない!」といったエピソードも披露し、その他のリスナーにアドバイスを呼びかけました。


夫が「モノを捨てない」問題…妻の悩みに、“捨てられない”立場の経験者が語るその理由、円満解決のヒントは?

パーソナリティの住吉美紀



――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。

◆「部屋のルール」が解決のきっかけに
我が家は、「片付けて」「捨ててくれない?」などお互いに干渉しないように、リビングなどの共有スペースに置いていいものは、最低限これだけ!と決めています。洗面所の使っていい棚は、お互いに縦1列ずつ。それ以外は共有スペースに置かない。はみ出す場合は、自分の部屋に置く。各自の部屋のものは干渉しない。

元々は私の物が多すぎて夫から提案されましたが、このルールがきっかけで今では私の方が物が少なくなりました! 狭い自分の部屋に物がたくさんありすぎると、窮屈でスペースが欲しくなり、捨てたくなり、物が減っていきました!(東京都 30代 女性 パート・アルバイト)

◆捨てられない理由は「いつか使うかも」
私は相談者さんと同じ立場で、夫が物を捨てられないタイプで頭を悩ませているので、非常にお気持ちが分かります! 本人いわく、「いつか使うかもしれない、使いたいときに無いといやだ」という理由から物が捨てられないようです。

「今は捨てて、必要になってから買えばいいじゃないか」と提案しましたが、「買いに行く手間が嫌だ、いつでも使えるようにしたい」という考えのようです。(東京都 30代 女性 会社員)

◆捨てられないのは「モノを失うのが怖い」から
私はざっくり言うと、
①収集癖やモノへの大きな執着がある
②思い出や記念にとっておきたい気持ち
③「何かのときに必要!」と備える気持ち

があります。今、部屋を見渡すと、思い出や記念にとってあるのは、大学時代好きだった授業のレジュメ、旅先のパンフレットやチケット、趣味の鉄道のクリアファイル。何かの備えでとってあるのは、家事に役立つと思ってとってある高校の家庭科の教科書、家電の大きい段ボールなどなど。


いずれも収集癖とモノへの大きな執着があるのだなと感じます。引っ越しも近いのでそろそろなんとかせねば……と思うのですが、モノを失うのが怖いのかもしれません。(東京都 30代 男性)

<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/bo/
番組公式X:@BlueOceanTFM
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