スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
12月14日(日)の放送では、夫の転職癖に悩む女性からの相談に、江原がアドバイスを送りました。


夫の「転職」9年で20社…疲弊する妻に江原啓之が助言「好きな...の画像はこちら >>

江原啓之



<リスナーからの相談>
夫の転職癖に悩んでいます。この9年の間だけでも15~20社は変わっていると思います。ほとんどが1ヵ月以内で辞めてしまいます。彼は不安症で、どれも耐えられずに辞めてしまいます。働く意欲はあり、本人も継続したいと思っているのに、それができずに苦しんでいます。
離婚はしたくないので、彼を認めてやっていかなくてはと思うのですが、くだらない理由で「辞めたい」と言われるたびに疲弊しています。私は結婚前にうつ病になった経験があり、お互いに完璧ではないからと支え合ってきましたが、この件でまたメンタルをやられないように踏ん張っている毎日です。解決策を教えてほしいです。
<江原からの回答>
(旦那さん)ご自身が安定していないから、好きなものを探すほうにも目が向かないのだと思います。働く以前の問題で、不安症であることを変えていかないといけない。カウンセリングをしっかり受けるなり、治療を受けたりしてからでないと。

言葉を変えれば、肉体的な病気で体が動かないとするじゃないですか。
その状態でどの仕事へ行っても続かないでしょう? 例えば、私が高熱が出て、腰も痛いとなったときに、この番組の収録でラジオ局に来るのも楽しくないかもしれない。それがずっと続いたら、やっぱり「番組を降ろさせてください」と言わなければならなくなる。それと一緒で、まずはご自身を治さないといけません。

奥さんもメンタルのことがあったわけですよね。そういったなかで、やはり「波長の法則」で、類は友を呼ぶという形でご結婚なさったのだと思うのです。

転職で何が一番の問題かといえば、収入ですよね。1ヵ月単位で変わるとなると、よくお金が続くなと思いますが、奥さんも働いていらっしゃって、なんとかつないでいけているのかもしれません。もし、つないでいけているのなら、好きなものを、ただたくさんやって、変わることはあまり悔やまないようにしたら良いのではないでしょうか。

世の中には仕事が続かない「転職癖」といっても、いろいろあると思うのです。ただ、相談者さんのところに関して言えば、やはりまずは心のケア。治療などをちゃんとしてからということだと思います。

もし、健康なのに転職癖があるという場合には、まずシンプルなところからやっていったほうが良い。
例えば、コンピューターにずっと向き合うようなことではなく、体を使うものから進めていってみる。目先のことだけで「これやってみたい、あれやってみたい」と決めてしまう人が多いと思うのですが、実は自分に合っているものは違ったりする。

ご家庭を持っていたら、食べていくことやお子さんのことなど、大変な方もいらっしゃると思います。だからこそ、心のケアを大事にしてほしいですね。

夫の「転職」9年で20社…疲弊する妻に江原啓之が助言「好きなことを探す前にすべきこと」とは?

パーソナリティの江原啓之、パートナーの奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「“責任主体”で好きな人生を歩んでください」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
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