藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。12月20日(土)の放送は、先週に引き続き、大谷翔平選手を北海道日本ハムファイターズ時代から取材しているスポーツ記者・小谷真弥(こたに・まさや)さんをゲストにお迎えしてお届け。
ここでは、ワールドシリーズMVPを獲得したロサンゼルス・ドジャース 山本由伸(やまもと・よしのぶ)投手について伺いました。

ドジャース・山本由伸は「遠投」も凄い!スポーツ記者・小谷真弥...の画像はこちら >>

小谷真弥さん


小谷真弥さんは1983年、大阪府生まれ、埼玉県東松山市育ち。明治大学付属明治高等学校、明治大学の野球部を経て、報知新聞社に入社。2009年からプロ野球を担当するようになり、千葉ロッテマリーンズ、横浜ベイスターズ、読売ジャイアンツなどを歴任し、2015年から北海道日本ハムファイターズ、2017年からメジャーリーグを担当。現在は野球専門Webメディア・Full-Countに所属し、大谷翔平選手らの最新情報を届けています。

◆山本由伸の“遠投”が凄い!?

藤木:今シーズンのドジャースを支えたのは、やっぱり山本由伸投手でしたよね!

小谷:もう本当に「神様仏様」というレベルだったと思います(笑)。

藤木:レギュラーシーズンでいろんな先発選手がケガなどで離脱するなか、由伸投手は離脱することなく先発を守り続け、そして、ポストシーズンでのあの活躍ぶり! 本当に素晴らしかったですよね。

小谷:そうですね。メジャーリーガーのなかでは本当に小柄なほうですが、練習メニューも本当に変わっていますし、それを1年目からずっと崩さずにやっている。そのあたりのハートの強さ、芯の強さをすごく感じましたね。

藤木:あまり大きくない体で、あれだけ大きなバッターを打ち取ったり、三振を取ったりできる。体の使い方次第で、あそこまでできるものなんですね。


小谷:本当にそう思います。キャンプのときの調整を見ていても、倒立しているときもあって“体を自在に使っている”という感じがしますし、由伸投手の試合前の遠投が本当にすごいんですよ!

センターの奥のところからレフトポールに向かって投げるんですが、それがもう本当に……“低い弾道でこんな強い球を投げられるのか!”というような感じでサーッと伸びていくんです。“これがメジャーリーグのピッチャーなんだな”と感じさせられました。

その由伸投手の遠投をデーブ・ロバーツ監督やクレイトン・カーショー投手などがずっと見ているんですよ。さらに、カーショー投手は、自分の子どもたちにも「由伸投手の投げ方が一番のお手本だ」と教えているくらい、メジャーリーガーも惚れ惚れするような感じなので、大谷選手のバッティングと同様に、由伸投手の遠投もお金が取れると思います(笑)。機会があったら、ぜひ見てもらいたいですね。

藤木:これは試合前から注目しなきゃいけないですね。

<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/
番組公式X:@SPORTSBEAT_TFM
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