12月20日(土)の放送では、先週に引き続き、株式会社バルコス代表取締役の山本敬(やまもと・たかし)さんがゲストに登場。同社のマーケティングや新商品開発、今後の展望などについて伺いました。
(左から)パーソナリティの小堺翔太、株式会社バルコス代表取締役・山本敬さん、アシスタントの板花とーや(エフエム山陰)
◆新商品を「作りまくる」ことができる理由
株式会社バルコスは「倉吉から世界へ」を合言葉に、国内外の店舗やネット販売を通して幅広く展開する、鳥取県のバッグメーカーです。イタリア・ミラノで開かれる世界最大級のハンドバッグ展示会「MIPEL(ミペル)」にジャパンブランドとして唯一継続的に出展し、デザイン賞などを何度も受賞。他にもニューヨークやパリの展示会に出展するなど、倉吉のバッグを世界に向けて発信中です。そのあくまでも“ものづくり”にこだわったバッグは、デザイン力、商品力ともに世界で高く評価されています。
同社ではバッグをはじめ、財布などのファッション小物が主力商品だと話す山本さん。流行の移り変わりが激しいファッション業界ですが、新商品はどのように開発しているのでしょうか。山本さんは「とりあえず、うちは作りまくっています」と、様々なサンプルを生産し続けていくことができる製造ラインがあるといいます。
それが実現できるのは、中国・広州市にサンプル工場を構えているからこそ。
「そうすると、どういうことが起きるかというと、世界中から素材が全部そこに集まるんです。広州市に行けば、定番の素材から新素材までが揃っており、比較検討が容易なところがアドバンテージ」だと話します。日本ではロット単位で購入しなければいけない素材であっても、中国ではサンプル製作用に少量から手に入るため、「スピード感を持って商品開発に挑める」のが同社の強みだと明かしました。
◆魅力的な商品を作り続けながら事業拡大を目指す
ハンドバッグや財布がメイン商材ではあるものの、グループ全体で考えると、売上の割合は縮小しつつあると山本さんは話します。しかし、それはネガティブな意味ではなく、他の事業の売上が伸びているからです。
今後は事業を拡大し、今とは違う形で運営していきたいと話す山本さん。「格好よくて、品質がよく、値段も手ごろ」な商品を作り続けることはもちろん、どんなメディアを使って、どの世代に商品をアピールしていくかを考えていくことも重要だと指摘します。例えば若い世代にはSNS上の広告、シニア世代には新聞広告など、世代ごとにうまくマッチするように広告を出稿するメディアを選び、柔軟にマーケティング手法を変えて販促力を強化していきたいとも語ります。
エンドユーザーの販路は、「実店舗」「コールセンター」「EC(ネット通販)」の3つしかない。そう話す山本さんは、「今後、明らかに販売力が伸びるのは、やはりECじゃないですか。ウェブショッピングの回収力が強くて、クロージング力が強い会社は、やっぱり伸びていくと思います。
山本さんは「EC上の販売力は凄まじいと思っています。今は全社で自由に作って、自由に売れるような仕組みにしています」とコメントし、今後も事業拡大とともに、新しい商品を次々と世に送り出していきたいと、今後の展望を語りました。
<番組情報>
番組名:となりのカイシャに聞いてみた!supported by オリックスグループ
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国22局ネット
パーソナリティ:小堺翔太
番組Webサイト:https://jfn.co.jp/lp/tonarinokaisha/
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