(左から)藤木直人、小谷真弥さん、高見侑里
小谷真弥さんは1983年、大阪府生まれ、埼玉県東松山市育ち。明治大学付属明治高等学校、明治大学の野球部を経て、報知新聞社に入社。2009年からプロ野球を担当するようになり、千葉ロッテマリーンズ、横浜ベイスターズ、読売ジャイアンツなどを歴任し、2015年から北海道日本ハムファイターズ、2017年からメジャーリーグを担当。現在は野球専門Webメディア・Full-Countに所属し、大谷翔平選手らの最新情報を届けています。
◆来シーズンの起用法は?
高見:先月、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が来日した際の記者会見で、来シーズンの佐々木朗希投手の起用法について「先発として週1回の起用を考えています。佐々木朗希投手は休暇を取って健康であってほしいですし、力強さも維持してシーズンをスタートしてほしいと思っています」と答えていました。
藤木:今シーズンは、レギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけて、中継ぎ・抑えとして活躍したので、どんな起用になるんだろうとみんな言っていましたけれども、監督が明言したので、まずは先発として使っていくことになるでしょうか?
小谷:そうですね。佐々木投手自身にも“先発のこだわり”というのはかなり感じました。ワールドシリーズ前の会見で、あれだけ抑えていても「自分はリリーフではない」という話をされていたので、今オフは、やっぱり、先発復帰に向けて調整していくのかなと思います。
藤木:もちろん、あれだけのスピードがあって、フォークボールも持っているので、抑えでも活躍することはできると思いますが、抑えは登板数も当然増えるわけですし、それよりは先発として週1で規則的に投げていくほうが、気持ち的なところも含めて佐々木投手が目指しているところなのかなと。
小谷:やっぱり、先発ピッチャーで160km/hを超えるスピードボールを持っている人もなかなかいないと思いますし、佐々木投手の場合はスプリットというしっかりした勝負球もあるので、あとは、いわゆる“第3の球種”となるカーブやスライダーをしっかり覚えれば、ドジャースのローテーションの一角として回っていけると思います。
藤木:復帰してからの顔つきが明らかに違っていましたし、もちろん、肩のこともあってフォームを直したんだと思いますが、よりダイナミックになっていて“人が変わったんじゃないか”と思うくらい別人になっていましたよね。
小谷:はい。あとは先輩の2人、大谷翔平選手と山本由伸投手のポストシーズンのフル回転ぶりを見ていて、自分も感じるところがあったからこそ、ああいうフル回転につながったのかなと思います。
<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/
番組公式X:@SPORTSBEAT_TFM
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