今回の配信では、冬になると気分が落ち込んでしまう「冬季型うつ」のような症状に悩む相談者に、脳の仕組みを解説しながら、冬をアクティブに過ごすための具体的なアドバイスを送りました。
パーソナリティの茂木健一郎
<リスナーからの質問>
毎年冬が近づくと気分が落ち込みやすくなり、11月ごろから朝起きるのが辛く、やる気が出ない日が増えてしまいます。普段楽しめる趣味にも集中できず、仕事中もぼんやりすることがあります。春には元気が戻るため“冬季型うつ”ではないかと感じています。日照時間が減ることで脳にどのような変化が起きるのでしょうか。また、冬でも前向きに過ごすための工夫があれば教えてください。
<茂木の回答>
ご質問ありがとうございます。冬になると元気がなくなるのは、実は生物として非常に自然な反応なのです。
本来、人間は大自然の中で生きてきた存在です。日照時間が長い夏は活動し、食べ物が少なくなる冬は活動を抑えてエネルギーを温存する。冬眠とまではいかなくても、我々の本能には「省エネモード」で冬をやり過ごす仕組みが組み込まれています。
現代文明では季節を問わず活動することが求められますが、相談者さんのように自分の心身の変化に敏感なのは、自身の状態を客観視できている証拠。
脳科学的な視点で見ると、冬の不調には「セロトニン」が大きく関係しています。セロトニンは気分を上げ、前向きな活動を支える神経伝達物質ですが、日照時間が減る冬場はその働きが弱まりやすくなります。そこで、現代社会でアクティブに過ごすために、以下の3つの対策を意識してみてください。
1つ目は、「外の光を浴びる」ことです。 朝起きたら、まずカーテンを開けて光を取り込みましょう。さらに、郵便受けに行く、コンビニまで歩く、家の周りを1周するなど、短時間でも外へ出ることが重要です。直接光を浴びることで、脳の活動スイッチがオンに切り替わります。
2つ目は、「運動をする」こと。 朝のラジオ体操やストレッチを行うだけで、脳の働きは目に見えて活発になります。
3つ目は、「体温を上げる」ことです。 冬は体温が下がりやすく、脳も停滞しがちです。
冬に活動レベルが落ちるのは、生存本能による「傾向」に過ぎません。あまり深刻に捉えすぎず、こうした工夫で脳をサポートしてあげましょう。
ちなみに私自身は、毎朝のランニングを習慣にしています。外を走ることで光を浴び、体を動かし、帰宅後にお風呂に入って体温を上げる。実はこれ、今回挙げた3つの要素をすべて網羅した「脳科学的な冬対策」なのです。
おかげで私は冬でもアクティブに活動できています。相談者さんも、まずは無理のない範囲で、朝の散歩など一部分からでも取り入れてみてはいかがでしょうか。
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音声版「茂木健一郎のポジティブ脳教室」
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<番組情報>
番組名:茂木健一郎のポジティブ脳教室
配信日時:毎週土曜 22:30配信(予定)
パーソナリティ:茂木健一郎
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/dreamheart/
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