10月からスタートしたTOKYO FMの新番組「FM EVA 30.0」(毎週土曜 22:30~22:55)。『エヴァンゲリオン』シリーズにゆかりのあるクリエイターや歌手・声優の方々をお迎えして、知られざる制作秘話を伺ったり、作品をこよなく愛するアーティストの方々をお招きして、ご自身の『エヴァンゲリオン』体験を語っていただきます。
今回の放送では、テレビシリーズ主題歌「残酷な天使のテーゼ」でもおなじみの歌手・高橋洋子さんがゲストに登場。ここでは、作品と長く関わってきたことで感じた葛藤と感謝を語りました。

高橋洋子「自分の立ち位置って何なんだろう?」『エヴァンゲリオ...の画像はこちら >>

高橋洋子さん


◆「こんな人気になるとは思わなかった」

――『エヴァンゲリオン』はTVシリーズの放送後もさらにブームが続き、2021年の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』まで、いくつもの映画が生まれました。そんな作品の顔となる主題歌を歌うアーティストとして感じていたことは何だったのでしょうか?

高橋:私のなかでもいろんな思いがありますが、最初は、こんな人気になるとは本当に思わないで歌っていました。それから、どんどんブームを巻き起こしていって、ときにファンの方から「『エヴァンゲリオン』の最終回ってどうなるの?」なんて聞かれて、私は「分かりません」と答えたりして。

でも、皆さんからしたら“関係者ならちょっとは知っているんじゃないの?”と思うのは当然のことで、そのなかで「自分の立ち位置って何なんだろう?」「この先、私はどういうことを思いながら、この歌を歌ったらいいんだろう?」と、いろいろ考えるようになりました。だけど、それでも今もこうして歌えていることは、やっぱり“天からのギフトだな”と、今は本当に感謝しています。

アニメもそうですが、曲って、一番ハマっていたときの背景がプラスされて、メモリーされていくと思うんです。作品を観るときも「あのとき実は家でこんなことがあって」とか「学校でこんなことがあって」とか、そうした経験を経て作品をもう一度見たときに、当時感じたものとは全然違うストーリーに感じたり……。そういった体験が、より(作品の)深さをつくっているところもあったんじゃないかと思います。

だからこそ、皆さんの力によって作品にいろんな羽が生えて飛び立っていった。そういう一面があるのもすごく神秘的というか、すごいことだなと思います。

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<番組概要>
番組名:FM EVA 30.0
放送日時:毎週土曜 22:30~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/fmeva30/
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