フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。

1月9日(金)の放送は、「上手に人を頼れない」という相談を紹介しました。

「妻に家事をやってもらうと罪悪感」「申し訳ない」…妻に頼れな...の画像はこちら >>

※写真はイメージです



<リスナーの相談>
「上手に人を頼れない」ことに悩んでいます。うちは同い年の妻と2人暮らしなのですが、具体的な家事の分担はしていません。性格なのか育ってきた環境なのか分かりませんが、例えば妻が皿を洗っていると「洗ってもらっている」「申し訳ない」と思ってしまい、それが気持ち悪くて結果的に、ほぼ全ての家事を1人でやってしまいます。

妻は、感謝と同時に申し訳なさを感じているようで、「頼ることを覚えないと」とは思うのですが……。そもそも皆さんは、きちんと人に頼れていますか? また、頼るのが苦手だった人は、どうやって頼めるようになりましたか?(30代 男性 会社員)



この相談を受け、パーソナリティの住吉は「相談者さんは、まだ(心身に)余裕がある状態なのかもしれませんね。本当にもう余裕がなくなると、頼りまくるしかないので」と分析。
その上で、「一度頼り始めると『あ、できる!』と気づいて、逆にストップする方法を知りたくなるタイプのお悩みかもしれません。まずは一歩踏み出すことが大切」と背中を押しました。

住吉は、心理的な負担を減らす具体的な方法として、「言葉の置き換え」を提案します。 「『何かしてもらって申し訳ない』という気持ちを、『ありがとう』という言葉に置き換えるだけで、随分といろんなことが変わってきます。特に家族だと、感謝を言うのを忘れがちですが、それはよくありません。
何かを頼ったら、ちゃんと『ありがとう』と感謝を表現する。その際、『ここがすごい』『これのおかげで助かった』と具体的な良かった点を添えると、より効果的です」

さらに住吉は、「例えば食器洗いなら『○○ちゃんに洗ってもらうといつもピカピカになるよね』と添えてみる。それが本当のことなら、言われたほうも『洗ってよかった!』と気持ちよくなれます。『申し訳ない』と思ったときに『ありがとう』と言ってみるトレーニングを、まずは一歩目としてお勧めしたいです」と語りました。

「妻に家事をやってもらうと罪悪感」「申し訳ない」…妻に頼れない30代男性相談者へのアドバイス続々

パーソナリティの住吉美紀



――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。

「相手の得意を探す」と「自分を許す」こと。まずは、視点を変えて相手を観察することから始めるアドバイスです。

◆人の「良いところ」を探して頼る
私は「人の良いところ」を探すことをおすすめしたいです。「ここはこの人にやってもらった方がいいな」という点が見つかれば、頼りやすくなります。また、人を観察することでコミュニケーションが増え、「逆にここは苦手そうだから手伝ってあげよう」といった気づきにも繋がりますよ。(埼玉県 21歳 男性 自営業)

◆まずは頑張ってきた自分を「許す」
私もかつて同じ悩みがありました。
私の場合は、父が亡くなった経験から「しっかりしなきゃ」という思い込みが強くなっていました。相談者さんがどんな環境で育ってきたかは分かりませんが、まずは人を頼らない自分を責めるのではなく「よく頑張ってきたね」と許してあげてください。 私は大病を機に頼らざるを得なくなりましたが、「頼るしかない」と気づくと、周囲に「手を貸せるよ」という人が現れてくれました。まずは物を落とした時に「拾ってもらえますか?」と頼むような、小さなことから始めてみてください。(埼玉県 50歳 女性)

ーー続いては、あえて「仕組み化」することで罪悪感を消す方法や、マインドセットの提案です。

◆1人の完結は、相手の「居場所」を奪うこと?
相談者さんはきっと努力家で、ご自分の世界の価値観で完結させてしまうのがいつもの行動様式になっているのではないでしょうか。ただ、1人で完結してしまう世界は、逆説的に言えば「奥様や他の人の居場所がない」とも言えます。まずは他人を自分の世界に入れた新しい世界を、意識的に作ってみてはいかがでしょうか。(神奈川県 44歳 男性 自営業)

◆「完全分業」で負のスパイラルを断つ
私はさらに性質が悪く、全部自分でやろうとしては「私だけ負担している」と爆発し、夫がやってくれると今度は罪悪感……という無限ループでした。これを止めたのは「完全分業」です。相手の領域には口出ししない。そうすると、自分がゴロゴロしていても夫が皿を洗っていることに申し訳なさを感じないし、逆に自分がやっていてもイライラしなくなりました。
分担をパッキリ分けてしまうのも手です。(東京都 67歳 女性 専門職)

――最後は、頼る側・頼られる側のポジティブな感情に注目したアドバイスです。

◆世の中には「お世話大好きさん」がいっぱい!
飲食店を営んでいて気づいたのですが、世の中には人助けやお世話が大好きな人が多いです! 助けてくれた皆さんは、なんだか嬉しそうなんです。それに気づいてからは、周りに甘えまくっています。人に喜ばれるのは幸せなこと。お互いハッピーなら頼ってみてもいいのかもしれませんよ。(埼玉県 53歳 女性 経営者)

◆「甘え上手」は「ありがとう上手」
私は子どもの頃から自力で解決できない甘ったれですが、その分「ありがとう」を言うのと頭を下げることには自信があります! 相談者さんは何でもできてしまうタイプでしょうから、あえて自分の苦手なことを見つけて奥様に手伝ってもらってはどうでしょう。甘ったれて人を頼るのって、気持ちいいですよ!(千葉県 35歳 男性)

◆お願いされると、相手への好感度が上がる?
私も社内では頼るのが苦手ですが、妻には大げさに「ありがとう!助かった!」と言って頼めます。人は「お願いをされてそれに応えると、頼んできた人への好感度が上がる」という話も聞きます。そう思えば、お願いしやすくなりませんか?(神奈川県 37歳 男性 会社員)

ーー放送中、今回の相談者さんからも「このコーナーに相談することも、1つの『人を頼る』形だと思いました」と前向きなメッセージが届きました。

「申し訳ない」を「ありがとう」に変える。そして、相手に「活躍の場」を譲ってみる。
そんな小さな変化が、夫婦の形をより豊かにしていくのかもしれません。

<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/bo/
番組公式X:@BlueOceanTFM
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