山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。
3月12日(木)の放送は、社会的金融教育家の田内学さんが登場! ここでは、田内さんが昨年10月に出版した著書「お金の不安という幻想 一生働く時代で希望をつかむ8つの視点」(朝日新聞出版)をもとに話を展開していきました。

“タダの情報”に潜む罠…田内学が明かす「お金の不安」を増幅さ...の画像はこちら >>

(左から)パーソナリティの山崎怜奈、田内学さん


◆“お金の不安”はシステムが生み出している

れなち:田内さんは「お金の不安という幻想 一生働く時代で希望をつかむ8つの視点」という本を朝日新聞出版から出されています。

田内:はい、昨年の10月に出版しました。

れなち:でも「お金の不安」って拭えないじゃないですか? この経済状況で。

田内:そうなんですよね。だから、資本主義とか貨幣経済って、ある意味お金の不安を増幅させるシステムなんですよ。

れなち:というのは?

田内:例えば、僕らが“情報”を手に入れる手段って、昔だったら、本や雑誌を買うなどして、お金を払って得る“読者のための情報”が多かったんですよね。

れなち:はい。

田内:ところが、今はほとんどタダじゃないですか。それはなぜかというと、スポンサーが払っているわけですよ。じゃあスポンサー側は何を狙うかというと、自分たちの商品を買ってほしいんですよね。

れなち:なるほど。


田内:だから、この資本主義経済のなかだと「お金を支払うことで問題を解決しますよ」っていうことがどんどん増えていっているんです。で、ちょっと前までは、みんながお金を貯め込んじゃっている問題があったんですけど、最近はそれを解消する商品が出てきました。それが“金融商品”なんですよ。

れなち:投資を始める人も増えていますよね。

田内:それをみんなに買ってもらえれば、みんなのお金を増やすことにもつながるし、その会社や金融機関も儲かる。つまり、お金の不安が増幅すればするほど“企業にとってはいい”っていう。言い方は悪いかもしれませんけど、そういう方向になってしまっているから、油断していろんな情報をそのまま受け取っていると、「お金を貯めなきゃ」とか、必要のないものにまで「お金を使わなきゃ」ってなってしまいます。

れなち:なるほど。

<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
番組公式X:@darehanaTFM
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