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◆本日9月26日は「ワープロ記念日」!
1978年9月26日、東芝が世界初の日本語ワードプロセッサ「JW-10」(価格:630万円、重さ:約220kg)を発表しました。
翌年から出荷が始まったこの機械は、それまで手書きやタイプライターが主流だった時代に、「キーボード入力」と「画面表示」で文章を作成できる画期的な技術として注目を集めました。
その後、シャープのワープロ専用機「書院(しょいん)」や、ジャストシステムのパソコン用ワープロソフト「一太郎(いちたろう)」などが登場し、文字入力のスタイルは大きく変わっていきました。印字された文書の美しさや効率的な作業体験は多くの人々に衝撃を与え、ビジネスから家庭まで、日本のデジタル文化の基盤を築いていったのです。
スマートフォンやパソコンが当たり前となった現代では、ワープロという存在自体を知らない人も少なくありません。しかし、私たちが今、享受している便利な文字入力環境は、ワープロが築き上げた確かな土台の上に成り立っています。
「ワープロ記念日」をきっかけに、文字入力のルーツに思いを馳せてみてはいかがでしょうか?