手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「防災 FRONT LINE」(毎週土曜 8:25~8:30)。2月22日(土)の放送では、ジグノシステムジャパン株式会社の神山洋平(かみやま・ようへい)さんに「防災 FRONT LINE メタバース」の特徴や使い方について伺いました。


誰でも簡単に体験可能!メタバース空間で“防災”を学べる「防災...の画像はこちら >>

※写真はイメージです



当番組と連動した防災メタバース空間「防災 FRONT LINE メタバース」が公開されました。これは、TOKYO FMとTOKYO FMのグループ会社であるジグノシステムジャパン株式会社が、半年以上の時間をかけて共同制作したもので、URLをクリックすると、誰でも簡単にメタバース空間に入ることができ、利用することができます。

「防災 FRONT LINE メタバース」について、発案者である神山さんは、「このメタバース空間では、水害や地震などにおけるシチュエーション別に体感ができるフロアを用意しています。また、クイズを設けていたり、ラジオ番組『防災 FRONT LINE』の音源が聞けるコンテンツなども用意しており、空間のなかでいろんな疑似体験をしながら学べるように作らせていただいています」と説明します。

防災の知識を学ぶことができるこの空間は、それぞれのテーマに沿って4つの階に分かれており、楽しく防災の知識を学ぶことができます。

◆1F「ラジオブースフロア」

テーマや各階の説明を見ることができます。

◆2F「防災知識フロア」

パネルを読みながら各部屋に関連した防災知識が得られます。

◆3F「防災学習フロア」

シチュエーション別にフロアを歩きながら、防災のポイントを学べます。

◆4F「防災クイズフロア」

防災クイズを通じて、楽しみながら知識を深められるスペースです。

誰でも簡単に体験可能!メタバース空間で“防災”を学べる「防災 FRONT LINE メタバース」その特徴とは?

「防災FRONT LINEメタバース」



「どんな方に利用してもらいたいですか?」と伺ったところ、神山さんは「すべての人が対象になられるかと思いますが、そのなかで、普段そのような防災教育を受ける方、教育をされている方には特に体験・利用していただけるとうれしいです。自由な時間にアクセスできるので、いつでも学ぶことができるのがメリットの1つとなっております」と答えます。

最近は、タブレットや仮想空間を利用した防災教育も増えてきています。
学校に通うお子さんや先生はもちろん、家に帰った後に家族と会話しながら使ってみるのもいいでしょう。

最後に、神山さんは「1人でも多くの方に利用していただいて、防災の意識を高めてもらいたいです。(『防災 FRONT LINE メタバース』に)アクセスをしていただくだけでも“防災に興味を持った”という能動的なアクセスになり、自分事化することができると思います。すでに知っていることがメタバース空間内にあるかもしれませんが、1つでも(防災の知識を)改めて知る、知らなかったことを知る機会になっていただければうれしいです」と期待を込めていました。

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<番組概要>
番組名:防災 FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25~8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/
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