株式会社ジャパンエフエムネットワークが制作する全国JFN系列22局ネットで放送中のラジオ番組「となりのカイシャに聞いてみた!supported by オリックスグループ」。意外とあなたの近くにある、地元で活躍するカイシャ。
「そこに辿り着くまでの話」や「事業への想い」など、明日へのヒントになる話から、地域のお気に入りスポットまで、地域に密着してお届けする企業応援ビジネスバラエティプログラムです。パーソナリティは小堺翔太が務めます。今回は、エフエム岩手アナウンサーの阿部沙織がパートナーを担当。

2月7日(土)の放送では、湊運輸倉庫株式会社 代表取締役の石川啓(いしかわ・とおる)さんをゲストにお招きして、近年の倉庫需要の高まりや、ドライバーの安全学習の新たな取り組みについて伺いました。

岩手中央エリアで「倉庫需要」が急増中! 湊運輸倉庫株式会社・...の画像はこちら >>

(左から)パーソナリティの小堺翔太、湊運輸倉庫株式会社 代表取締役・石川啓さん、アシスタントの阿部沙織(エフエム岩手)


◆倉庫需要が近年高まっている理由は?

湊運輸倉庫株式会社は、岩手県を拠点に大手メーカーなどの商品を輸送・保管・配達し、地域の物流を支えてきた企業です。合理化や最適化を重ねながら理想的な物流のあり方を追求し、2017年にはドローン事業部による「ドローンピーク」を立ち上げるなど、時代に即した課題解決にも挑戦しています。

社名にある運輸・倉庫に加え、ドローン事業も展開している点は大きな特徴です。石川さんは現在の事業体制を「三本柱」と表現し、運輸、倉庫、ドローンの3つを軸に会社を運営しています。雪の多い北国という環境のなかで、どのように物流を支えているのか、その取り組みにも注目が集まります。

会社の創業は昭和48年。先代である父親が運送業として立ち上げ、その後、倉庫業も加わりました。石川さんが代表を引き継いだのは、40歳を目前にした38歳の頃でした。
現在、事業の大きな柱のひとつとなっているのが倉庫業です。

湊運輸倉庫が担っているのは、単なる保管ではなく、物流の拠点としての役割です。関東などで製造された商品を大型トラックで岩手まで幹線輸送し、一度倉庫で預かります。そこから行き先ごとに仕分けをおこない、青森・秋田・岩手といった北東北三県へ配送していく仕組みです。石川さんは、「荷物を溜めておく場所、いわゆる営業倉庫という形になります」と説明します。

近年、この倉庫需要はさらに高まっており、その背景にあるのが「働き方改革」や物流業界の「2024年問題」です。ドライバーがハンドルを握れる時間が短くなり、長距離を一気に運ぶことが難しくなったことで、「まずはどこかに預けなければならない」というニーズが増加しました。その結果、盛岡近郊を含む岩手中央エリアでは、倉庫の重要性が一層高まっているといいます。

一方で、北国ならではの厳しさもあります。冬場の倉庫は「めちゃくちゃ寒いです」と石川さんは笑いますが、その環境のなかで日々の物流を支えている現場の努力が、私たちの暮らしを下支えしています。石川さんの言葉からは、地域物流を担う責任と誇り、そして次の時代を見据えた挑戦への意志がにじみ出ていました。

◆現場に寄り添った安全運転教育を実施

湊運輸倉庫では、安全管理と人材育成の面でも、時代に即した取り組みを積極的に進めています。
その象徴的な例のひとつが、「遠隔地モバイルアルコールチェッカー」です。

現在、アルコールチェックは運送業に限らず多くの事業所で義務化されていますが、同社が導入しているシステムは、遠隔地でも確実な確認ができる点が特徴です。ドライバーがチェックをおこなうと、測定時の顔写真と数値が本社のパソコンにリアルタイムで届きます。石川さんは、「しっかり吹いている様子も確認でき、数値も把握できます」と紹介し、関東などへの長距離運行中であっても、安全確認を徹底できる体制を整えています。会社側が見えにくい遠隔地での状況をきちんと把握できることが、大きな安心につながっています。

人材育成の面では、ドライバー自身の目線を重視した教育をおこなってきました。これまでも社内のドライバーが講師役となる取り組みを続けてきましたが、近年はスマートフォンを活用した学習にも力を入れています。業界で知られる「プロデキューブ」(運送会社の管理者育成と安全教育を展開)が制作するショート動画を活用し、安全運転をテーマにした映像をドライバーに視聴してもらっているといいます。

これらの動画は、現場感覚に寄り添った内容が特徴で、「安全運転ラップ」といった工夫も盛り込まれています。石川さんは、「同じ目線で作られているからこそ、他人事ではなく“我がこと”として受け止めてもらえる」と語り、従業員からの反応のよさに手応えを感じているといいます。

代表として現場を見守る立場から、石川さんはドライバーへの深い敬意を口にします。労働時間の制約や厳罰化、アルコールチェックの徹底など、年々厳しくなる環境のなかで、日々自己管理を求められるドライバーたち。
その姿に、「僕はドライバー一人ひとりを尊敬しています」と率直な思いを明かしました。

さらに石川さんは、会社と地域との関係についても触れます。東日本大震災の際、物流が滞るなかで、同社のドライバーが避難所へ物資を届けた経験が強く印象に残っているといいます。「現地では“また来てくれ”や“ありがとう”という言葉をいただきました。それを聞いてうちのドライバーも、この仕事に誇りが持てたと言ってくれたんです」と振り返ります。さらに、「物流は地域の血脈」だと表現し、「その誇りを胸に、これからも地域に貢献していきたい」と決意を口にしました。

放送を終え、阿部は「倉庫に拠点としての役割があることを知りました。会社が持っているこだわりが安全安心につながっていて、とてもいい会社だと思いました」と感想を話します。さらに小堺も「北国では大変なことがたくさんありますけども、私たちに物が届くということは、運輸倉庫のお仕事をしっかりしていただけているからなんですね。社長からもありましたけども、トラックドライバーさんに感謝をお伝えします」とコメントしました。

「となりのカイシャに聞いてみた!supported byオリックスグループ」では、番組公式Instagramもスタートしています。アカウントでは、各地のグルメや名所といった情報に加え、番組に登場した社長やゲストの紹介など、番組の魅力を幅広く発信しています。


なかでも注目なのが、番組ディレクターが制作した「小堺のぬい(ぬいぐるみ)」です。Instagramでは、小堺のぬいが各地で活躍する様子も紹介されており、番組の世界観をより身近に感じられるコンテンツとなっています。

<番組情報>
番組名:となりのカイシャに聞いてみた!supported by オリックスグループ
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国22局ネット
パーソナリティ:小堺翔太
番組Webサイト:https://jfn.co.jp/lp/tonarinokaisha/
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