iPhoneユーザーが増えてることもあり、他人の着信を自分のものと勘違いしてしまう、といったことも珍しくなくなりました。
着メロを使うという手もありますが、選曲によっては軽々しくみられたり、他人と被る可能性もゼロではありません。
この『iToneMaker - Morse Edition』を使うと、メッセージをモールス信号に変換したオリジナルの着信音を簡単に作ることができます。
モールス信号と聞くとなんだか難しそうですが、文字から信号への変換は自動で行われるため、コードの知識や変換する手間は必要ありません。
まずは開発元によるデモ動画をご覧ください。
アプリを起動すると、メッセージの入力画面が表示されます。
ここにメッセージ(アルファベット・数字・記号)を入力すると、モールス信号(トン・ツー)に変換してくれます。
入力窓の右にある人型のアイコンをタップすると、「連絡先」に登録されている名前・電話番号などからコピーすることもできます。
なにも思いつかない場合は、本体をシェイクすることで、アプリがランダムに単語を選択してくれます。
「PLAY」をタップすると、モールス信号に変換された音が再生されます。
変換された着信音は、ボタンで3種類のオシレーター「TRI・SAW・SQ」、スライダーでピッチ・速度・ブレイクなど調節することができます。
また、「OPTION」をタップするとエフェクター画面がせり出し、エフェクト・フィルター・リバーブなどを加えることも可能。
なかなか思ったような音が作れない場合でも、画面下の左右のボタンで、プリセットされた設定を選択して適用することができます。
音の調整ができたら、「SAVE」ボタンで保存(書き出し)します。
書き出しは最大5文字・エフェクト無しの制限があり、アプリ内課金(170円)でこれらの制限を解除できます(ver 1.2より書出しの制限を撤廃)。オプションは5種類(PROとあるものは課金が必要)。
メールでファイルを送信するのが簡単ですが、ここでは「Share」という方法で試してみます。
「Share」を選択すると、作成した着信音にURLが付与されWeb上に公開されます。
Mac/PCでこれを開き、「m4r」からファイルをダウンロード。
iTunesの「着信音」に追加し、同期を行うとiPhoneの着信音として使用できるようになります。
無料のままで「5文字・エフェクト無し」の着信音を作ることができます。
気に入ったら「PRO Pack」でフル機能に拡張できるので、まずは試してみることをおすすめします。
メッセージは電話番号でもいいですし、簡単なフレーズでも構いません。
連絡先ごとに異なる着信音にしておけば、周囲に知られる事なく(モールス信号に精通したひとを除く)、音を聞いただけでだれからの着信かを判別することも可能です。
モールス信号でオリジナル着信音を作るというアイデアもさることながら、ユーザーインターフェイスの完成度も高く、シンセサイザーを触るように楽しみながらサウンドを作成できます。
無料のままでも十分使えますので、プリインストールされた着信音や着メロに飽きた方はぜひお試しを。











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