2世帯同居といえば、夫の両親と息子世帯というのが一般的でしたが、最近では、妻の両親と同居するというスタイルも増えているよう。ママにとっては「自分の親と暮らすなら気楽でしょ」と思われることも多い自分の親との同居ですが、マスオさん状態の夫に気を使ったり遠慮のない両親、とくに母親に腹が立ったり…と意外とトラブルも多いよう。
そこで今回は、妻の母との2世帯同居で発生したいざこざをまとめてみました。
■他人だから分かり合えない?夫VS妻母のいざこざ編
好き嫌いの激しい夫VSご飯を作る妻母
好き嫌いの激しい夫は、自分の好みではないものは絶対に口にしない主義。子どもの行事で食事が作れなかった日に母に夕飯作りをお願いしたのですが、なんと献立は夫の嫌いな麻婆茄子。
メインのおかずに手を付けず黙々とご飯とお味噌汁を食べ続ける夫と、せっかく作った料理に手も付けてもらえず不機嫌になる母との間で地獄のような時間を過ごしました。
休日出勤の多い夫VS孫守の妻母
休日出勤の多い夫。例えパパがいなくても土日はどこかにお出かけしたいというのが子どもですよね。そのため、休日のお出かけは両親にお願いすることが多いのですが、母は夫から「お世話になります」の一言がないのが不満のよう。
確かにお礼を言わない夫も悪いのですが、先日は、夫の背後で「今日もお仕事?じゃあ孫の面倒は私が見るのね!」と嫌みがさく裂。2人ともいい大人なんだから、お互いを思いやる心をもってください。
デリカシーの無い夫VS繊細な妻母
フランクで誰とでも仲良くなれると自信のある我が家の夫。同居している母とも和気あいあいとやっていたのですが、付き合いが長くなるにつれ遠慮の無い発言が増えてきました。
先日も母が趣味で作ったフラワーアレンジメントを「たいしてキレイじゃないから捨てた方がいいよー」と笑いながら一言。母はデリカシーのない言葉に落ち込んで、同居を解消したいとまで言い出すはめに。
■身内だからこそ腹が立つ!妻VS実母
家事を頑張る娘VS完璧主義の実母
私の母はきれい好きの完璧主義。台所はもちろんお風呂やトイレの水まわりはいつもピカピカじゃないと気が済みません。そんな母ゆえ同居が始まったころは「掃除を完璧にしてもらえてラクチン!」と思っていたのですが、歳をとって自分が動くのが面倒になったのか、今では毎日の掃除に口だけ出すように。
「シンクの水垢が落ちてない!」「洗面所に髪の毛が落ちている!」って毎日言われるこちらの身にもなってください。
田舎で同居する娘VS孫の面倒をみない実母
我が家は田舎で公共交通機関がないため、子どもの習い事やお出かけには送り迎えが必須。ほかのおうちでは、祖父母が率先して送迎をしてくれているのですが、うちの母は「自分の子どもは自分で面倒を見るもの」という主義。
こたつに入ってテレビを見ているだけなんだから、孫の送迎くらいしてくれてもいいじゃないと苦々しく思っています。
母親になった娘VS過干渉な実母
母親にとって子どもはいつまでも子どもというけれど、40歳を過ぎた子持ちの娘に「その格好で出かけるの?」「どこにいくの?」「誰と行くの?」っていちいち細かく聞かないで欲しい。
おかげで別居の時よりも自由に出かける機会が減りました。
適度な距離を取りたい娘VSかまってほしい実母
母親が高齢になったため、介護を見据えて2世帯同居を始めました。お互いに干渉しすぎずいい関係を築けていると信じていたのですが、遠くに住む妹から「お母さんからお姉ちゃんが冷たいと連絡がきた」と報告が。
なんでも私が自分の家族のこと優先で母をないがしろにしていると思われていたようです。まさかほかの姉妹に愚痴を言っていたとはショックでした。
■実の親とでも2世帯同居は難しい
これらのエピソードを聞くと、妻の母であっても2世帯同居は難しいということがよくわかりますね。実親との2世帯同居を始めた人の中には、「あんなに好きだった母が大嫌いになってしまった」「夫に気を使うくらいなら、義両親と同居したほうがましだった」なんていう人も。
関係がこじれて同居解消なんて悲しい結末にならないためになにか対策はあるのでしょうか。
■実親との2世帯同居を成功させるために
完全分離型2世帯の家にする
新築やリフォームをして2世帯同居を考えているのなら、設備共有のない完全分離型の2世帯住宅にするのがおすすめ。「実の親だし玄関くらいは一緒でも」と考えてしまいそうなところですがライフスタイルの違う親世帯と子世帯が一緒に使えば、やはり不満が出るものです。
そこまで完全に分離しなくても…という場合も台所・お風呂・トイレの水回りは設備を分けた方がストレスがありません。
言いたいことがあれば家以外の場所で話し合う
一緒に暮らしていけば、どうしても不満は出てくるもの。家の中で指摘するとお互いに感情的になってしまいます。
そんな時は、別の場所に出掛けてゆっくりと話し合いをしてみましょう。家以外の場所に行くことでお互いにリフレッシュできますし、冷静に相手の話を聞くことができます。もともとは仲の良い実の親子なのですから、話し合うことできっと解決できますよ。
相手を認めて干渉しすぎない
親子とはいえ違う人間。自分と考え方ややり方が違ってもお互いに妥協して認め合うのが仲良く暮らすコツです。
とはいえ、親世代は子どもにはあれこれ口出ししたくなるもの。ここは娘の方が大人になって、親のワガママを受け流せるくらいの余裕を持ちたいですね。
孫を緩衝材にする
「娘のいうことは聞けなくても孫のいうことならなんでも聞く」というのも親世代。いいにくいことは孫から伝えてもらうというのも一つの手です。
何度いっても治らない癖や習慣も孫のお願いならぴたっと収まるかもしれません。
■思いやりの心をもって2世帯同居を成功させよう
義両親でも実の親でも一緒に暮らすとなるとなにかと大変なもの。うまくやっていくコツは、お互いに思いやりの心を持ちながら相手に干渉し過ぎないことといえるのではないでしょうか?
一緒に暮らすとなればどんな家庭でも不満の一つや二つはあるものですが、親世代と暮らすことで得られるメリットはそれ以上にあります。距離感を大切にしながら、ぜひ2世帯同居を成功させてください。

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