文部科学省は、臨時休校中の児童や生徒に対し基本的に自宅で過ごすよう求めるとともに、子どもたちが不要不急の外出をしないよう呼びかけています。若者の中には、日中に繁華街へ出かける姿もあるようですが、大半は自宅で時間の使い方に困惑しちる方も多いのではないでしょうか。



そんな中、よりサブスクの利用が広がりを見せています。サブスクとは、サブスクリプション(subscription)の略で、「定額制サービス」のことを意味します。商品やサービスを一定期間利用できる”権利”にお金を払うのが、サブスクの特徴です。



動画や音楽、マンガなどが視聴できるサブスクに加えて、美容院やカフェなど実店舗で利用できるサブスクも増えてきています。賢く活用すれば節約になるサブスクですが、使い方次第では逆効果になることもあるようです。



■どんなサブスクがあるの?



はじめに、代表的なサブスクをいくつかピックアップして内容をご紹介します(料金はいずれも2020年3月6日時点)。



Netflix( https://www.netflix.com/jp/ )

Netflix( https://www.netflix.com/jp/ )は、アメリカに本拠地を置く映像配信サービスです。バラエティーやドラマなどさまざまなジャンルの映像を月額800円(税抜)から視聴できます。ベーシックとスタンダード、プレミアムという3つのプランがあり、それぞれ画質や同時に視聴できる画面数が異なります。



Apple Music( https://www.apple.com/jp/apple-music/ )

Apple( https://www.apple.com/jp/apple-music/ )の音楽配信サービスです。数万曲が広告なしでストリーミングできるのが魅力で、ダウンロードしてからオフラインで再生することも可能です。月額980円(税抜)から利用でき、学生なら月額480円(税抜)で使えます。



Laxus( https://laxus.co/ )

Laxus( https://laxus.co/ )は、月額6,800円(税抜)でブランドバッグを自由に借りられるサービスです。バッグはすべて鑑定済みで、バッグを交換するときの往復送料もかかりません。自分のバッグをLaxusに預けてお小遣い稼ぎもできます。



MEZON( https://mezon.jocy.jp/ )

MEZON( https://mezon.jocy.jp/ )は、美容院のサブスクです。通い放題プランとチケットプランの2通りがあり、審査基準をクリアした美容室を繰り返し利用できるのがメリットです。たとえば、月額16,000円(税抜)の「シャンプー・ブロー通い放題(平日)」プランなら、登録されている美容室で平日に限り何度でもシャンプーやブローを利用できます。



定額カルモくん( https://car-mo.jp/top/carmo/ )

定額カルモくん( https://car-mo.jp/top/carmo/ )はマイカーリースのサブスクで、税金込みの月額料金を支払えば自分の好きな新車を自宅に届けてもらえます。契約終了時に残価を追加請求されることがない”クローズドエンド契約”なので安心です。ビジネス関係で自動車をリースしたい人にもおすすめ。



CAFE PASS( http://CAFE PASS )

CAFE PASS( http://CAFE PASS )は、登録されているカフェのオーダーがスマホでできる”オンラインカフェチケット”です。月額900円(税抜)で毎月3杯まで無料になり、4杯目以降は50円引きになります。スマホからカフェの内装やメニューをチェックしたり、マップ検索したりすることも可能。カフェ巡りが好きな人にピッタリのサブスクです。



■サブスクのメリットとデメリットは?



サブスクは”権利”にお金を払うものなので、モノをまるごと買うのに比べて一般的に料金がリーズナブルです。契約期間を短く区切れば、いつでも手軽にやめられるのもメリット。

サービスの提供元が品質を保証してくれるので、利用者がアップデートなどの手続きをしなくても、いつでも最新のサービスが使えます。



便利でお得なサブスクを賢く活用すれば、家計の節約にもつながります。とはいえ、定額制サービスを使いすぎると、利用料がかさんでしまいます。いったんサービスを使わなくなると、自分でも何を利用しているのか忘れてしまうこともありますよね。使う必要のないお金をずるずると払い続けてしまうのを避けるためにも、使っているサブスクをしっかり管理しておくことが大切です。



支払い方法がクレジットカード払いに限定されているサブスクも少なくありません。クレジットカードは実際の支払いが翌月や翌々月になるため、手元に現金がなくても契約できてしまいます。いつの間にか利用料金がかさんで、高額の請求が来るおそれもあるため十分注意しましょう。



■本当にお得になるサブスクとは?



サブスクを利用するときは、「元がとれるかどうか」をしっかり検討する必要があります。たとえば、月額900円のカフェのサブスクを利用した場合、1杯500円のコーヒーを3杯以上飲めば元はとれますが、忙しくてカフェに行けなかった場合でも900円請求されてしまいます。



お試し期間が過ぎると本契約に移行してしまうものもあります。お酒に酔った状態で契約すると、思わぬ失敗をしてしまうことも。

利用しなくなったサービスはすみやかに解約するよう心がけましょう。



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