キャッシュレス決済が普及してきて、筆者の周りでも利用している人がたくさんいます。小銭を持たなくてもいいし、接触低減という点も今のご時世に合っているのでしょう。

9月はいろいろなキャンペーンが繰り広げられていて、お得に買い物ができそうです。



ただキャンペーンは複数の決済サービスで行われているので、管理に手こずることも。その問題をどうやって解決していくのか、この記事で解説していきます。



■ポイント還元ラッシュの9月



9月になっていろいろなキャッシュレス決済でポイント還元が行われています。マイナポイントの影響もあるのかもしれませんが、筆者が使っているキャッシュレス決済のほとんどで、新しいキャンペーンが始まっています。



例えば au PAYでは、対象のスーパーマーケットにおいてau PAYで支払いをすると、税込200円ごとに20ポイント(10%分)が還元されます(※1)( https://kantan-cpn.auone.jp/sp/campaign/202008_super/index.html?medid=au&serial=auHP&srcid=1&owner=super )。



またユニクロの買い物ではpontaポイントが最大20%還元です(※2)( https://www.au.com/pr/paycpn2020-uniqlo/ )。



それぞれ還元ポイントには上限がありますし、1回ごとの決済でも還元されるポイントの上限が設定されていますが、それでもポイント還元はありがたいものです。



この他にPayPayでは花王との共同企画で、対象店舗での花王の商品の支払いでPayPayを使うと最大40%も還元(1回の支払いで税込1,000円以上)されてしまうのです(※3)( https://paypay.ne.jp/event/kao/ )。



筆者はメルペイでマイナポイントを登録しているので、その25%還元があります。この他、楽天市場では「スーパーDEAL」(※4)( https://event.rakuten.co.jp/superdeal/guide/ )があったので、ポイント還元率もアップしていました。うまく使いこなすことでかなりポイントがゲットできると思います。



■複雑すぎるスケジュール



これだけ見てもキャッシュレス決済の種類やポイント還元の上限、そして期限などが複雑になっていることがわかります。ちゃんと管理をしておかないと期限が過ぎてしまったり、ポイント還元を最大限に活用できないかもしれません。



頭の中だけで整理しようとしても、うっかり忘れてしまうこともあるでしょう。かといってデジタルで管理をするといっても、実は筆者はデジタル管理が苦手です。そこで筆者が使っているのが、非常にアナログな方法、「カレンダー」です。



■カレンダー活用で買い物の日を決める



それぞれのキャッシュレス決済で、どのくらいポイントが還元されるのかを確認したら、いつ買い物をするのか決めてしまっています。ここでのポイントは「お店のポイントもしっかりもらう」ということです。



例えば先ほどの花王とPayPayの共同企画では、筆者はよく利用するドラッグストアで買うことにしています。そのお店は水曜日と日曜日がポイント5倍になる日。そして今の在庫を確認すると、月の半ばくらいに買うのが妥当だと判断しました。これで月半ばの水曜日に買うことに決定です。ただ1回の支払いでのポイントには上限があるので、複数回に分けることになるので、月末近くにもう1回買うという流れを計画しています。



au PAYでの買い物は、スーパーの特売日に合わせます。よく利用するスーパーも対象店になっているので、特売が行われる土日での利用になりそう。



このようなスケジュールをカレンダーに書き込んで、一瞬で確認ができるようにしておきます。紙媒体なんて時代遅れといわれそうですが、少なくとも筆者にとってはとても見やすいです。しかもペンを使って書き込むので、頭に入るというか。それに家族と情報を共有するという意味でも、公開されているカレンダーは役立ちます。



■「いくらまでか」を必ず確認



ポイント還元には上限があるので、それもしっかり確認しておきます。1回の買い物でいくらまで買えばポイント還元の恩恵を最大限受けられるのか、これを見落とすとお得度が下がってしまいます。



例えば先述した花王とPayPayの共同企画であれば、1回あたり1,000円相当のPayPayボーナスがもらえるので、買い物の金額としては2,500円が目処ということがわかります。(もちろん花王製品の合計金額です)



■家族で恩恵を受ける



これだけのポイント還元があるので、筆者は家族みんなでキャッシュレス決済を使っています。au PAYのスーパーでのポイント還元の場合には、食品などの買い物でポイントがもらえるので、筆者、子どもたちなどフル活用です。子どもたちに還元されたポイントは筆者のところには入りませんが、子どもたちは普段からコンビニなどでau PAYを使っているので決して損にはなりません。



もちろん、誰がどこにいくらチャージしたのかは、カレンダーに書いておきます。



■ポイント還元の上限になると買い物のモチベーションは低下



このようなキャンペーンがあると、ついつい予算オーバーになるのでは?と思いますが、逆に還元されるポイントの上限まで達すると買い物の意欲がなくなります。ということは消費のモチベーションが下がって、なんだか節約になることもあるのです。



少なくとも筆者の場合には、キャンペーン慣れをしているためか、キャンペーン以外では購買意欲が湧きません。これは楽天市場での買い物も同じで、ポイントアップのときでないとまったく買わないのと同じです。



■無理にたくさん使う必要はない



これだけのキャンペーンを使いこなすために筆者はカレンダーを活用していますが、一方で管理するかどうかはその人の性格にもよるのだと思っています。



筆者は「お得」「キャンペーン」「ポイント還元」などに惹かれますし、複雑なキャンペーンを管理することが楽しいとさえ思っています。あれこれ考えたり、サービスを駆使するのが好きだからです。



一方でこういうことが苦手で、まったく興味がない人もいるのは事実です。その場合には、1つの方法に絞り込んで、そこでのお得情報をフル活用していけばいいと思います。無理をしないで楽しむこと。これが最も大切なポイントになると筆者は考えています。



参考

(※1)「誰でもPontaポイント増量中!!」( https://kantan-cpn.auone.jp/sp/campaign/202008_super/index.html?medid=au&serial=auHP&srcid=1&owner=super )au PAY
(※2)「au PAY×ユニクロ キャンペーン!」( https://www.au.com/pr/paycpn2020-uniqlo/ )au PAY
(※3)『「花王商品の購入で最大40%戻ってくる」キャンペーン』( https://paypay.ne.jp/event/kao/ )PayPay
(※4)「スーパーDEAL」( https://event.rakuten.co.jp/superdeal/guide/ )楽天市場



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