インテリアに潤いと癒やしをもたらしてくれる観葉植物。観葉植物は生育環境が整えば、元気にすくすく生長する植物です。



観葉植物が元気に育ち、見ための美しさを保つためには定期的な植え替えも必要。植え替えを怠ると大切な観葉植物が弱ってしまうかもしれません。



今回は観葉植物の植え替えについてポイントや方法、手順を紹介します。



■観葉植物の植え替えのポイント



順調に育っていた観葉植物が最近元気がない、生長のスピードも落ちてきた…。もしかすると、それは植物のSOSかもしれません。



水やりや施肥、日当たりの確保など、生育条件が整っているのであれば、植え替えをすると元気を取り戻す場合があります。



【オシャレな観葉植物】植え替えの方法やポイントを紹介!根詰まりを防いで元気に育てよう

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植え替えは、鉢植えで育てている植物には数年に1回ほど必要な作業。植え替えをする前にポイントを確認しておきましょう。



■土の入れ替え



土は年月が経つと粒が崩れて粉々になり、固まって水や空気を通しにくくなります。植え替え時に新しい土と入れ替えて、植物の生育環境を改善する必要があります。



新しい培養土には肥料もあらかじめ入っています。土は植物が根をおろし、生きるための土台となるもの。

数年に1回は替えてあげるようにしましょう。



【オシャレな観葉植物】植え替えの方法やポイントを紹介!根詰まりを防いで元気に育てよう

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■根の手入れ



鉢の中にある根の状態は、植え替えるときでないとわかりません。鉢いっぱいに根が張って根詰まりを起こしていないか、水のやり過ぎで根腐れしていないか、植え替えのときに確認しましょう。



■鉢の交換



植え替えるときは、鉢を新しいものに取り換えるのもよいでしょう。新しい鉢の大きさは、観葉植物をこれからどのように育てていくのかによって異なります。



大きく成長させたい場合は、鉢の大きさをひと回り大きいサイズに。現状の大きさを維持したいなら、今使っている鉢と同じサイズがよいでしょう。鉢の素材などを別のテイストに変えてもいいですね。



■植え替えの時期



植え替えで大切なポイントは植え替える時期。春は5~6月、秋は9月頃が理想的。植物が活発に生育する時期におこないます。



植物にとって、植え替えは大きなストレス。

時期を間違えると植物を枯らしてしまうこともあります。



■観葉植物の植え替え、方法は?



鉢底から根が伸びて出ている、水やりのとき水分の吸収が悪くなった、与えた水がすぐに鉢底から出てくる、などに気づいたら植え替えのタイミングです。



観葉植物は生きもの。丁寧に取り扱いながら、手順に従って植え替えしましょう。



【オシャレな観葉植物】植え替えの方法やポイントを紹介!根詰まりを防いで元気に育てよう

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■①鉢から株を引き出す



土を根から取り除きやすくするため、植え替える前にしばらく水やりを控えて土を乾燥させます。植え替えするときに床が土で汚れないように、新聞紙やビニールシートを敷いておくとよいでしょう。



根を傷めないように、鉢からそっと観葉植物を取り出します。



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■②古い土を落とす



根に付いた土を手でほぐして落としましょう。土が固まっているときは、割りばしなどでつつくとパラパラとほぐれていきます。細い根は大丈夫ですが、太い根は傷つけないように気をつけてください。



■③傷んだ根を取り除く



黒っぽく変色した古い根、鉢底で曲がってしまった太い根はハサミでカットします。細く伸びた根は全体の3分の1程度切り落としましょう。

今の大きさで生長を止めたい場合は、2分の1まで切りつめても大丈夫です。



■④株分けをする



大きくなった株は植え替えのタイミングで株分けすることも可能です。観葉植物によっては、株分けができるものとできないものがあります。



株分けできるのは地下茎で広がる植物や根元から子株を出す植物です。サンスベリア、モンステラ、スパティフィラム、ポトス、アジアンタムなどが該当します。



■⑤葉や枝の剪定をする



植え替えは意外と植物の体力を消耗するもの。葉や枝も軽く剪定してあげると、負担が少なくなり体力が温存できます。今以上大きくせずコンパクトにまとまめたいときは、葉や枝を3分の1程度まで剪定するとよいでしょう。



■⑥新しい鉢に植え込む



新しい鉢に土を入れ、観葉植物を植え込みます。土を落とした根の回りには空間ができやすいので、すき間にもしっかり土が入り込むようにすることが大切です。



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鉢を揺らしたり割りばしでつついたりしながら、少しずつ土をかぶせていきましょう。最後にたっぷり水を与えると植え替え完了です。



■植え替え後の管理



植え替え後は直射日光が当たらない、明るい日陰などで2週間ほど管理します。



しばらくの間は土を乾燥ぎみにして、表面が乾いたら水を与えます。



新芽が伸びてきたら根が活着しているしるしなので、今までの水やり頻度に戻してもよいでしょう。



水やりの後、土がしまって目減りしていたら用土を足します。肥料を与える場合は植え替えて3~4週間後に薄めの液体肥料を施しましょう。



■まとめにかえて



【オシャレな観葉植物】植え替えの方法やポイントを紹介!根詰まりを防いで元気に育てよう

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お気に入りの観葉植物は元気に育ってほしいもの。近ごろ元気がないな…と感じたら植え替えのタイミングです。



鉢が窮屈だと、観葉植物ものびのびと生長できません。植木鉢のデザインを一新して、部屋の雰囲気を変えてみるのもいいかもしれませんね。



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