株式投資をする上で、配当金を目当てに買う株を考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。



確かに、実際にお金が振り込まれると、リターンを実感しやすいです。



しかし、株式投資には「株価の値上がり・値下がり」もリターンに大きく影響を与えます。



今回はソフトバンク(9434)について、「1年前に100株買っていたとしたら、配当金・株価変動含めてトータルでリターンはどのくらいだったのか」を見ていきたいと思います。



それではまず、配当金について見ていきましょう。



■ソフトバンクの配当金のリターンはいくらか



ソフトバンクの株式を1年前に買った人の配当・株価変動含む「本当のリターン」はいくらか【2022年3月】

出所:ソフトバンク コーポレートサイト



ソフトバンクの株式を2021年3月10日の終値(1,435.0円)で買い、持ち続けたとすると、2021年3月期の期末配当と、2022年3月期の中間配当の計2回受け取ることができます。



なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。



ソフトバンクの2021年3月期の期末配当、2022年3月期の中間配当はともに43円でした。



そのため、100株ベースの配当金のリターンは8,600円でした。



■ソフトバンクのトータル・リターンはいくらか



2021年3月10日の終値は1,435.0円で、2022年3月10日の終値は1,470.5円でした。



100株ベースの株価変動によるリターンは3,550円でした。



配当金が8,600円ですので、トータル・リターンは12,150円、+8.5%となりました。



■まとめにかえて



ソフトバンクの株式の年間リターンは+8.5%となりました。



どのように感じられたでしょうか。



株価や配当金の動向など、今後も注目です。



■参考資料



  • ソフトバンク株式会社 投資家情報( https://www.softbank.jp/corp/ir )
  • ソフトバンク株式会社 株主還元・配当( https://www.softbank.jp/corp/ir/stock/performance/ )
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