各地で桜の見頃が迎えられています。この4月、身近に小学校入学を控える方もいるのではないでしょうか。
毎年このシーズンになると、小学校入学祝いの「相場」や「内容」に悩む方が多いものです。
何を贈るのが一番喜ばれるのでしょうか。
今回は入学祝いの相場や選ばれやすい贈り物、誰に贈るかなどについてご紹介します。
■入学祝いの相場はいくらか
「ランドセルの通知表」を運営する株式会社MayLightは、実際に入学祝いを贈った経験のある方を対象に「入学祝いに関する調査」を行いました。
調査によると、入学祝いに使った金額としてもっとも多かった回答は「3001~5000円」の34%でした。
出所:ランドセルの通知表
- 3000円以内:23%
- 3001円~5000円:34%
- 5001円~1万円:26%
- 1万1円~2万円:9%
- 2万1円~3万円:2%
- 3万1円~5万円:5%
- 5万円以内:1%
全体の8割以上が1万円以内です。
それ以上になると相手も気を使う可能性もあるため、1万円以内が相場と言えそうです。
■【男女別】入学祝いで人気だったもの
同調査結果を元に、男女別に人気だった入学祝いをまとめました。
■男の子
- 1位:現金(32%)
- 2位:図書券、図書カード(29%)
- 3位:文具(9%)
- 4位:ギフト券(8%)
- 5位:ランドセル(6%)
- その他(16%)
■女の子
- 1位:現金(30%)
- 2位:図書券、図書カード(29%)
- 3位:文具(11%)
- 4位:ギフト券(5%)
- 5位:キャラクターグッズ(5%)
- その他(20%)
男女ともに人気なのは現金や図書券、図書カードです。
子どもによって必要となるものや欲しがるものは異なるため、汎用性のあるものが人気のようですね。
ランキング内容は男の子と女の子でほとんど変わりがありませんが、男の子の5位がランドセルなのに対し、女の子の5位はキャラクターグッズとなりました。
先ほどご紹介した相場では1万円以内が多数を占めていますが、ランドセルなどをプレゼントする場合はもっと大きな金額になるでしょう。
■誰に贈る?実は孫より多い「甥、姪」
送った相手として最も多い回答だったのは「甥、姪」でした。
祖父母が孫に対して贈るイメージの強い入学祝いですが、おじやおばから「甥、姪」に贈るパターンも多いのですね。
「どこまでお祝いするべきか」に迷うケースもありますが、「甥、姪」までを対象とすると良さそうです。
反対に自分の子どもの入学祝いをもらうことも想定し、金額は負担にならない範囲に留めるのが理想でしょう。
■「現金が人気な理由」のひとつ?小学校6年間でかかる費用
小学校に入学したあと、費用はどれくらいかかるのでしょうか。
文部科学省「子供の学習費調査(平成30年度)」から、6年間でかかる費用を公立と私立に分けて見ていきましょう。
■公立小学校
- 年間平均:約32.1万円
- 6年間合計:約192.6万円
■私立小学校
- 年間平均:159.8万円
- 6年間合計:958.8万円
小学校の場合、私立と公立では約5倍の差がありますね。
教育費の内訳は「学校教育費」「学校給食費」「学校外活動費」ですが、もっとも公立と私立の差が激しいのは学校教育費です。
年間で見ると、公私比率にして14.3もの差があります。
私立小学校に通う人の割合はたった1.2%なので、主に高所得者が通わせている現状がわかります。
ただし入学祝いをする相手が私立小学校に通っている場合でも、必ずしも内容を変える必要はないでしょう。
■小学校6年間のうち、第1学年の出費は高め
同調査によると、小学校の学年ごとにかかる費用は次の通りです。
出所:文部科学省「子供の学習費調査(平成30年度)」
■公立小学校
- 第1学年:35万860円
- 第2学年:26万3310円
- 第3学年:29万2950円
- 第4学年:30万9617円
- 第5学年:33万9132円
- 第6学年:37万940円
■私立小学校
- 第1学年:189万2002円
- 第2学年:136万6148円
- 第3学年:141万5910円
- 第4学年:149万7087円
- 第5学年:163万684円
- 第6学年:179万314円
学年ごとに費用をみると、第1学年でかかる費用が高めであることがわかります。
こう考えると、入学祝いとして「現金」が一番人気であることにもうなずけますね。
■小学校入学祝いのまとめ
調査をもとに、人気の小学校入学祝いや相場を見ていきました。
もっとも多いのが3001円~5000円という金額。そしてお祝いの内容で人気だったのは、男女ともに現金でした。
小学校は教育費がまだかからないと考えられがちですが、意外に出費が続くものです。
特に1年生は多くの教育費がかかるため、入学祝いをもらえるのは親として嬉しいものでしょう。
一方で、あまり多くの金額を贈ってしまえば、かえって気を使わせてしまうものです。
約8割の人が1万円以内という調査結果を見る限り、このあたりの金額にとどめておくのがベストでしょう。
子どもの成長を祝う大切な門出に、お祝いの気持ちを届けてあげたいですね。
■参考資料
- 株式会社MayLight「小学校の入学祝いに関するアンケート」( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000045112.html )
- 文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」( https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/mext_00102.html )

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