たくさん野菜や苗を育てたいけど、ポット苗をいくつも買うのはお金もかかるし、持ち帰るのも面倒・・・。



そんな人は種まきから家庭菜園やガーデニングに挑戦してみてはいかがでしょうか。



今回は種まきの方法について解説します。さっそくみていきましょう。



■種子の種類



品種にもよりますが、種は苗を1ポット買う値段とほぼ同じ、もしくは安い値段で手に入ります。ひと袋でたくさんの苗ができるので、コストパフォーマンスのよさが大きな魅力です。



種子は大きくわけて、2つの種類に分類されます。発芽に関係することなので、それぞれ確認しておきましょう。



【ガーデニング】野菜や花は「直まき&ポットまき」で育てる!苗を買うよりおトク、コスパよし

Nina_Hlupich/Shutterstock.com



■好光性種子



発芽に日光を必要とする種子のことを好光性種子といいます。好光性種子は土を厚くかけてしまうと光が足りず発芽しにくくなります。土を深く掘らずに種まきをしましょう。



種まき後、1週間以上経っても発芽しない場合、種にかける土の量が多すぎることが考えられます。種の上には薄く土をかけるのがポイントです。



■嫌光性種子



好光性種子とは反対に、嫌光性種子は発芽に日光を必要としません。

種をまくときは、種子の大きさよりも深めの穴に植えるとよいでしょう。



種の袋には種まきの方法も載っています。注意書きをよく読んで、種まきをしましょう。



■種のまき方



種のまき方には、様々なやり方があります。主な方法を解説します。



■直まき



畑など植物を栽培する土壌に直接種をまく方法です。



すじまき、ばらまき、点まきの方法があります。



【すじまき】



列を作るように種をまく方法です。畝に1列にまく場合は一条まき、2列まく場合は二条まきと呼びます。



  • 平らにならした畝に種まきのための溝を作ります。
  • 1センチ程度の間隔で種をまきます。
  • 種まきをしたら、溝の両脇からつまむようにして土を被せます。
    土はあらかじめ湿らせておくのがオススメ。
  • 土をかぶせた部分を手で軽く押さえ、水やりをしたら完了です。
【ガーデニング】野菜や花は「直まき&ポットまき」で育てる!苗を買うよりおトク、コスパよし

kazoka/Shutterstock.com



【ばらまき】



畝の上に、そのまま種子をばらまく方法です。



  • 畝を作ったら、種をばらまくようにまきます。
  • 種に土をかけ表面を軽く押さえます。種と土を密着させましょう。
  • 種が流れないように、たっぷりと水やりをしたら完了です。

一度にたくさんの種をまくことができますが、間引きが少し大変です。幼苗期に収穫するベビーリーフなどにはおすすめですが、長期間育てる作物には不向きかもしれません。



【点まき】



種まき用の穴を掘り、複数の種をひと穴にまとめてまく方法です。



  • 畝を作り、20~30センチ間隔で深さ1~2センチの穴を作ります。植穴はビール瓶の底などを押し当てると作りやすいでしょう。
  • ひと穴あたりに種を5~6粒まきます。
  • 土を被せたら手で軽く押さえ、水をたっぷりあげたら完了です。

■ポットまき



移植が可能な植物は、ポットや育苗箱に種をまき、ある程度育ったら畑に移植して育てることができます。



  • ポットの底穴に鉢底ネットを敷き、土を入れます。
  • 土の表面に指などで深さ2~3センチほどの穴を作り、種を1粒ずつまきます。穴は2~4個が目安です。
  • 種に土を被せたら手で軽く押さえ、水をあげたら完了です。

発芽からある程度生長するまでは水を張ったトレーの上に置き、湿った状態を保つのも効果的。水切れには注意しましょう。



【ガーデニング】野菜や花は「直まき&ポットまき」で育てる!苗を買うよりおトク、コスパよし

Kevin Mozetic/Shutterstock.com



■まとめにかえて



野菜と花を比べても、発芽までの期間は大きく変わってきます。野菜だけに限定しても、一斉に発芽するということはなく、個体差があるのが分かるのも種まきの面白いところです。



ポット苗からの栽培に慣れた人や、コストパフォーマンスを重視したい人、園芸をより楽しみたい人はぜひ挑戦してみてください。



種まきは子供もできる作業。家族で家庭菜園をやってみたい、子供にも野菜づくりに触れてほしいと考えている人にもオススメです。



編集部おすすめ