筆者は関西育ちで、就職後の初めての配属先は関西となり、その後東京に転勤となりました。
関西人の部長に営業を仕込まれた後の、東京で受けたカルチャーショックを踏まえて、仕事、特に営業における「関西流」「関東流」を主観ながら分けてご紹介します。
なお、主観や実体験にもとづく部分もある内容であり、厳密な「正」「誤」はないテーマですので、あらかじめご了承ください。
■関西と関東、仕事の営業スタイルの違い1:会ってなんぼ、話してなんぼ
f11photo/shutterstock.com
■関西流のコンタクトの仕方
関西の営業現場では、とにかく人に会い、話すということが重視されます。
私も、部長による(怒涛の)激励により、敬語が「大学受験レベル×実務経験なし」の中、実際に客先にアポイントがなかろうとほぼ毎日顔を出していました。
この方法には賛否両論あるかと思いますが、「たくさんの人に会えた」点については、いい経験となりました。
恋愛の単純接触の法則と同じで、「何度も顔を合わせると相手に親近感がわく」という心理学ともリンクする営業手法です。
■関東流のコンタクトの仕方
関東では、人に会うためには電話でまずアポイントを取るケースが多く、いきなりアポなしで会いに行くのは失礼とも受け取られます。
事前のアポ取りをすることで、門前払いを食らうこともありません。
■関西と関東、仕事の営業スタイルの違い2:距離感を測るべし
■関西流の距離感の詰め方
関西のビジネスシーンでは、ある程度話も弾んできたところで、関西弁では敬語にあたる「~しはる」等を使いこなすことにより、失礼のない範囲で距離感を保ちつつも縮め、フランクに話を進めることになります。
■関東流の距離感の詰め方
関東のビジネスシーンでは、尊敬語や謙譲語、敬語を正しく使い分けて話すのが基本です。
個人的に、正しい日本語を使いこなすことで「地雷」を踏むことは圧倒的に減らすことができます。
■関西と関東、仕事の営業スタイルの違い3:減らせるもんなら減らす
■価格についての関西流
値段について聞くことは特段気にしない文化だからか、営業の場面でも値引き交渉を遠慮なくします。
本腰が入ると、かなりの時間をかけて本気で取り組んだりします。
■価格についての関東流
関東の人はよほど親密でない限り、「これ、いくらしたん?」などとあまり聞かないかと思います。
仕事でも、値引き交渉は少し遠慮気味にするケースが多い印象です。
私も、東京に転勤になってからはあまりしなくなりました。
■関西と関東の違い・番外編:「それ、オチってなんなん?」
関西人は、飲み会、朝会、報告・連絡・相談、あらゆる場面で「オチ」が気になります。
「結論」というわけでもなく、私のイメージするところ「起承転結」の「結」にあたる部分かと思います。
対関西人との話では、深刻な場合を除き、楽しいまたは普通な場面での会話では「オチ」を取り入れるようにしましょう。
無意識に実践するには訓練が必要になりますが、慣れるまでは、「それ、オチなんなん?」「オチって~ことやんな?」など言われることも多いかもしれません。
と言いつつも、私もこの文章の中で「オチ」が作れていないので、改めて特訓が必要だと再確認するのでした。
ご参考になれば、幸いです。

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