【ガーデニング】長雨でもキレイに咲く！オススメの多年草8選、雨から花を守る対策も紹介

まもなく梅雨シーズンが本格的に始まります。

雨が続くと、なんとなく気分も沈みがちになりますが、そんなときは雨のなかでも元気に咲く花を植えて、梅雨もガーデニングを楽しんでみませんか。

今回はガーデニングの梅雨対策と、長雨のなかでも美しく咲く多年草を紹介します。

■長雨から花を守る！梅雨シーズンの対策は？

■切り戻し

長雨による蒸れは植物にダメージを与え、病害虫が発生しやすくなります。長く伸びた茎を思い切って切り戻し、株の風通しをよくしておきましょう。

背丈をコンパクトにまとめておくと、雨露の重さで倒れる心配もありません。梅雨の間に体力を温存することもできます。

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■雨除け

鉢植えは軒下や玄関などに移動して雨から守ってあげましょう。雨ではねた泥には病原菌も潜んでいます。葉に付着すると病気を誘発することもあるので、地植えの場合はバークチップや腐葉土などでマルチングすると効果的です。

■花ガラ摘み

花が咲き終わったらこまめに花ガラを摘み取っておきましょう。花ガラが残っていると湿気や雨で腐ったり、病原菌の温床になってしまいます。

見た目も悪くなるので、低い位置にある古い葉や傷んでいる葉も、花ガラと一緒に取り除いておくとよいでしょう。

■長雨に強い！花が美しい多年草オススメ8選

■アジサイ

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アジサイは梅雨時期に咲く花の代表格。

手まりのようにコロンとした形のホンアジサイや、日本原産のヤマアジサイなど品種が豊富。

梅雨が明けた頃には花が咲き終わるので、花芽がつくように剪定しておくと翌年もまたキレイに開花します。※参考価格：1000～2000円前後（5号ポット苗）

■ハンゲショウ

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花穂の下にある葉が白く色づくハンゲショウ。名前どおり葉が化粧をしたかのような姿です。開花時期が6～7月で、暦の上で「半夏生」に当たることも名前の由来。

本来の花は地味ですが、白い葉が花のように見えて庭を明るくしてくれます。地下茎を伸ばして次々と増えるほど強健な性質です。あまり増やしたくない人は根域を制限して育てるとよいでしょう。※参考価格：700～1000円前後（3号ポット苗）

■ハナショウブ

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ハナショウブはアヤメ科の植物で、花壇でも栽培できます。和風だけでなく洋風ガーデンにもピッタリ。

植えっぱなしで何年も咲き続けます。

品種や花色が豊富で、定番のブルーや紫のほか華やかな黄色もキレイです。※参考価格：500～1000円前後（4号ポット苗）

■アガパンサス

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ユリに似た小さな花が集まって咲くアガパンサス。南アフリカが原産で「ナイル・リリー」とも呼ばれています。茎が比較的しっかりしているので、長雨でも倒れにくい性質です。

花が咲き終わったあとは、細長く光沢のキレイな葉が一年中楽しめます。※参考価格：400～800円前後（3号ポット苗）

■スイレン

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スイレンは庭に池がなくても睡蓮鉢で育てられます。水面に丸い大きな葉を広げ、水に浮かんでいるように見える花が涼しげです。

鉢の水が汚れたら、ときどき入れ替えながら管理します。

冬も水を張ったままで越冬できますが、株が凍り付かないように気をつけましょう。※参考価格：500～2000円前後（3号ポット苗）

■アスチルベ

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白やピンクのフワフワした花が優しい雰囲気のアスチルベ。半日陰でもよく育ち、薄暗い梅雨時期の庭を華やかに彩ります。

湿気に強く長雨にも耐えますが、乾燥に弱いので梅雨明け以降は水切れしないように気をつけましょう。

■ヘリオトロープ

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ヘリオトロープはバニラの香りを持ち、香水の原料として利用されてきたハーブの一種。

品種改良でひと回り大きな花が咲く園芸種も作出されています。

くっきりと筋が入って光沢のある葉も魅力的です。※参考価格：300～500円前後（3号ポット苗）

■クフェア

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常緑低木で生け垣にもよく利用されるクフェア。花は株を覆うように咲き、星のような形や細長い筒型など品種が豊富です。

開花時期は5～10月。長い間咲き続け、常緑の葉とカワイイ花が一年を通して楽しめます。※参考価格：300～500円前後（3号ポット苗）

■まとめにかえて

雨が降り続くかと思えば、日が差して真夏のように蒸し暑い日もある梅雨シーズン。植物にとって好ましい環境とはいえない中でも、キレイな花を咲かせる植物もあります。

雨に濡れると一段と美しさを増して、風情のある姿を見せてくれる花々。雨に強い花を庭に植えて、梅雨シーズンを明るく爽やかに過ごしてみませんか。