広い庭がなくても色とりどりの花を植えてガーデニングを楽しむことは可能です。
玄関前やアプローチなどのちょっとしたスペースでも、カワイイ花でいっぱいの花壇が作れます。
今回は小さな庭を作る方法を紹介します。秋の花壇を華やかに彩るオススメの花も見ていきましょう。
■小さな庭のメリットとは?
■プランニングしやすい
庭作りをするとき、まず必要なのが庭のプランニング。どのような庭にするのか、植物をどう配置するのかなど、プランをしっかり立てることが大切です。
広い庭に比べると、小さな庭は全体像をイメージしやすいのがメリット。イメージに沿って植物の種類や株数を選べばよいのでカンタンです。
■手入れしやすい
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花壇が小さいと、水やりや草抜きなど日頃の世話を短時間で済ませることができます。花ガラや傷んだ葉にも気づきやすく、病害虫の早期発見にもつながります。
植物を手入れする労力が軽減されるので、初心者でも負担にならず楽しくガーデニングを続けられるでしょう。
■季節ごとの植栽ができる
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広い庭は奥に植えた植物の植え替えをしにくいですが、小さな庭だと手軽に植え替えできます。季節ごとに咲く花を植え込んで、四季折々の彩りを楽しむことも可能に。
狭いスペースだからこそ、1年をとおして季節の花が咲く華やかな庭を作れるのです。
■小さな庭の作り方
■場所や大きさを決める
玄関前や門扉まわり、家と道路との間など、わずかなスペースでも植物を育てられます。まず庭を作りたい場所を決め、その場に合った花壇の大きさを決めましょう。
日当たりや風通しなど、環境チェックも必要です。場所が決まったら土を耕し、レンガや石で囲って花壇を作ります。
■テイストを決める
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野山のようなナチュラルな庭、シックで大人っぽいモダンな庭、南国風で華やかな庭など、好みに合わせて庭のテイストを決めます。
さまざまな色を組み合わせてカラフルにするか、同系色でまとめて濃淡のグラデーションを楽しむか、花の色合いも決めておくとよいでしょう。
■草花の種類と配置を決める
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草花には毎年植え替えが必要な一年草と、植えっぱなしで何年も咲き続ける多年草があります。花姿もカワイイもの、オシャレなもの、背丈が高くスマートなもの、コンパクトでこんもり咲くものなどさまざま。
育てたい植物の種類を決めて、見映えする配置を考えましょう。背丈が高いものは後方、低いものは前方に植えると立体感が出ます。
■空間を演出する
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花壇だけでなく、鉢植えにして花台の上に置いたり、ハンギングにしてフェンスに吊るしたりして、縦の空間も有効活用しましょう。視線を横だけでなく縦に誘導すると、小さな庭を広く見せるのに効果的です。
■小さな庭を彩るおススメの花5選
■コレオプシス
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小さな花が可憐なコレオプシス。繊細な葉茎を広げ、一面に散りばめたように花を咲かせます。野性味がありナチュラルな庭にピッタリ。
背丈が低いので花壇前面に植えるとよいでしょう。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
■ゼフィランサス
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ゼフィランサスは白花の「タマスダレ」という品種でなじみ深い球根植物。放任していても分球して次々と増えていくほど丈夫で、狭いスペースでも育てられます。
乾燥に弱いので、土がカラカラになる前にタップリ水やりしましょう。※参考価格:100円前後(1球)
■穂状にスラリと伸びる花姿がステキな「アンゲロニア」など
■ニーレンベルギア
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小さなカップのような花が密になって咲くニーレンベルギア。地面をはうように横に広がる品種はグランドカバーに最適です。花や葉が混み合うので蒸れを起こしやすくなります。
茂り過ぎた場合は適度に切り戻しするのがオススメです。※参考価格:300~500円程度(3号ポット苗)
■アンゲロニア
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アンゲロニアは穂状に咲く花がスリムな印象。
日当たりのよいところから半日陰までで栽培できます。※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)
■小さな庭がにぎやかに!可憐な小花が集まる「バーベナ」
■バーベナ
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サクラのような小花が集まって咲くバーベナ。春から秋まで長い間咲き続けます。一年草のほか多年草もあり、カラーバリエーションも豊富。
日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。多湿を嫌うので水やりは控えめにします。※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)
■まとめにかえて
花壇の作り方や植物の選び方のコツを押さえれば、狭い場所でも花は育てられます。コンパクトにまとめられた花壇は手入れがしやすく、季節ごとに咲くカワイイ花が楽しめるでしょう。
花壇が作れそうなスペースを家の周りで探して、色鮮やかな花であふれる小さな庭を作ってみませんか。

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