ここ30年間の大卒初任給は、どう推移した?
- 2008年のリーマンショック以降、下がった
- 2020年のコロナ禍以降、下がった
- 年々ほんの少しずつだが上がった
ヒント
日本は長らく給料が下がりやすいデフレ経済が続きました。しかし、同時に少子高齢化も進んでいます。
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解答
3:年々ほんの少しずつだが上がった
1990年代初頭のバブル崩壊以降、長らくデフレ不況が続いていた日本ですが、厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、大学の初任給はほぼマイナスになることなく、ほんの少しずつですが上がっています。ただし、令和4年(2022年)の大学初任給は22万8,500円に過ぎず、上がっているといっても年率で0~1%と微々たる増加率でした。しかし2024年は国内の好景気や人材不足もあって年率4%に達する高い伸びで増えているようです。少子高齢社会が急速に進む中、ますます人口が減る若年層の賃金は今後も上がっていくものと考えられます。給料が上がり消費活動が活発になって好景気が持続することで、給料がもっと上がるという好循環の継続が、今後も日本株が上昇し続けるための条件といえるでしょう。
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(トウシル編集チーム)

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