今日のレンジ予測
[本日のドル/円]↑上値メドは150.30円↓下値メドは148.70円緩和政策:日銀の緩和政策は、正当化されるよりも長く続き、最終的なツケを払わなければならない納税者を犠牲にして、債券保有者を保護しすぎた
高金利:米経済の金利負担は、歴史的にFRBが景気後退で利下げを行う水準まで上昇している
自己責任:中央銀行の個人資産損失の対応は、それが破滅的なものである場合にのみ考慮されるべき
日銀:12月利上げ予想強まる
ブラジル:通貨安でインフレ上昇
前日の市況
12月3日(火曜)のドル/円相場の終値は149.58円で、前日終値比0.01円の横ばい。週末のイベントを前に「150円台売り、149円以下買い」という短期レンジを確認する行って来いの相場だった。

2024年242営業日目は149.54円からスタートして、東京時間昼過ぎに150.23円まで円安に動いた。
夜遅くにドル/円は急落した。韓国大統領が非常戒厳を宣言したことで、リスクオフの動きが強まると10月16日の安値(148.86円)を抜けて148.64円まで円高に動いた。その後は、非常戒厳が未明に解除されたため149円台に戻した。24時間のレンジ幅は1.59円。
今週後半のドル/円 サポートとレジスタンス、ブルベア転換点
レジスタンス:
151.95円 11/28 H
151.53円 11/29 H
150.75円 12/02 H
150.23円 12/03 H
サポート:
148.64円 12/03 L
148.41円 10/11 L
148.20円 10/10 L
148.00円 10/09 L
短期:円高。高値と安値の50% =152.70円

11月1日から12月4日までのドル/円のレンジは、148.64円から156.75円。
レンジ幅は、8.11円
高値と安値の50%(中間点)は、152.70円。現在のレートは中間点よりも「円高」に位置する。
高値と中間点の50%は、153.30円。現在のレートはこの水準よりも「円高」。
安値と中間点の50%は、146.40円。現在のレートはこの水準よりも「円高」。
主要指標 終値

今日の為替ウォーキング
今日の一言
もしあなたがそれを言葉で言い表せるのなら、絵に描く必要などまったくない – エドワード・ホッパー
It's My Life
12月のドル/円、個人投資家の予想は?68%の1,127人が、12月のドル/円は「円安/ドル高」に動くと予想していることがわかった。前月は58%が「円安」を予想していた。円安見通しを持つ個人投資家の割合から円高見通しの割合を引いて求めたDIは、プラス36に増えた。DIのプラスは2カ月連続となった。

DIは、-100から+100までの値をとり、DIのプラス値が大きくなるほど、円安見通しの個人投資家の人数が多いことを示し、逆にマイナス値になるほど、円高見通しの個人投資家の人数が多いことを示す。
ユーロ/円は、個人投資家1,050人のうち58%の610人が、今月は「円安/ユーロ高」に動くと予想している。前月は74%が「円安/ユーロ高」を予想していた。

豪ドル/円は、個人投資家875人のうち62%の542人が、今月は「円安/豪ドル高」に動くと予想している。前月は74%が「円安/豪ドル高」を予想していた。

今週の注目経済指標

重要ブレークアウトレベル

コーンチャート分析


(荒地 潤)