気になるあの本は『増やしながらしっかり使う 60歳からの賢い「お金の回し方」』。KADOKAWAの担当編集者に、読みどころを紹介していただきました!
気になるあの本をチェック!
増やしながらしっかり使う 60歳からの賢い「お金の回し方」


答えてくれた人
KADOKAWA ビジネス編集部 磯俊宏さん
著者ってどんな人?
ファイナンシャルプランナー 横田健一さん
ファイナンシャルプランナー、株式会社ウェルスペント代表取締役。東京大学理学部物理学科卒業、同大学院修士課程修了。
編集者から見た著者はこんな人!
日々、資産形成に関する相談や悩みに接しているため、リアルでかつ論理的なソリューションを提示してくれます。たぶんあらゆる金融データが頭に入っているだけでなく、きちんと整理されているのだと思います。知的で落ち着いたお人柄が著書の内容にも反映されており、一つ一つ納得して読み進めることができる著者様です。
どんな人にオススメ?
・資産の取り崩し方に悩んでいる人
・定年間近、または定年後の人
・老後のお金の不安を抱えている人
・老後までまだまだ時間がある、現役世代の人
資産運用の初心者からベテランまで、ためて増やすことはできても、資産をどう取り崩していいのか分からず、不安を抱える多くの皆さんに読んでいただきたい本です。
お金の不安から解放されて幸せに生きていくために、リタイアが見えてきた方はもちろん、働き盛りの人にも大切な、人生100年時代の新常識がたくさん詰まっています。
この本の、ここが読みどころ!
「年金は繰り上げ受給で得することもできる」「年の差夫婦なら知っておきたい年金の仕組み」など、国が教えてくれないお得な年金受給の新常識が充実しています。定年までまだまだ…と思っている方も、早くからこの知識を得ておけば、リタイアが近くなってきたときも焦らずに対応できるはず。「資産を上手に長持ちさせる取り崩し術」など、人生100年時代に知っておきたい情報が満載です。
リタイア後の財布を「普段使うお金」「使うかもしれないお金」「プールしておくお金」「運用し続けるお金」の四つに分けて資産管理するノウハウなど、将来の見通しを立て安心して暮らすための武器になるはずです。

編集者の制作秘話
横田さんの文章は、難しい言葉が少なく、初心者でも理解しながら読み進められるのですが、より分かりやすくするために、図や表をたくさん盛り込みました。これらの図表を見やすくするために、書籍の判型(大きさ)も、やや大きめのA5サイズにしています。老眼が入ってきた人でも読みづらくないはず(笑)。
実は私もリタイアが視野に入ってきた読者と同世代です。
また、巻末では、書籍内で紹介している「収入と支出の推移を見通すのに役立つエクセルシート」がダウンロードできます。これからの安心ライフのために、ぜひお役立てください!

本の中身をちょっと読む!


(トウシル編集チーム)